ルージュアマルフィ出走結果「条件合わない…」

11月12日レース後コメント(10着)

菅原明良騎手「すみませんでした。それでも春に一度乗せていただいた時よりも馬はだいぶ良くなっていますね。走りが素軽くなっていましたし、ゲートの反応が良く、自分から行く気になっていたように競馬に対しても前向き。今回は切れ味勝負になって分が悪かったですが、これだけゲートをポンと出て楽に先手を取れるようなら、小回り平坦コースに替わればもっとやれるのではないでしょうか。距離もマイルくらいの方がいいかもしれません」

鹿戸調教師「申し訳ありません。広い東京コースで瞬発力勝負になってしまうと現状では厳しいですね。それでも札幌で未勝利を勝ったあたりから馬はすごく良くなっていて、今日の競馬を見ても結果こそ出なかったものの、これからもっといい方へ変わってきそうな感触だったので悲観することはないと思います。休み明けで昇級初戦でもありましたしね。乗り役も言うように小回りの平坦コースに替われば、もっといい結果が出るのではないでしょうか。今後については、少し様子を見てから決めるつもりです」

 

コメント:東京1800mは色々と条件が合いませんでした。それでも前向きさが窺え、コメントにもあるように小回り平坦で見直したいところ。

 

評価:★★☆☆☆

【2023年】愛馬の成績:3.3.6.31

ピュアスマイル出走結果「厳しい現実…」

11日の京都競馬では五分のスタートから出たなりで好位の後ろを追走。そのままじっくり進め、直線は馬場の真ん中をジリジリ伸びたが6着まで。

 

「今日は良い結果を出すことができず申し訳ありません。お伝えしていたとおり、無理に動かしていくとバランスが悪くなってしまうので、出たなりで抱えて進めてほしいと言う話をしていました。ジョッキーは『2着馬が上がっていく時に少し動かそうとしてみたのですが、やはりバラバラになりそうだったので無理せず直線にかけました。荒れた馬場も問題なく対応してくれて、バランスを取れて走れていました。これからもう少し心身がしっかりしてくれば楽しみです』と話していました。現状はレースを教えながら馬体の成長を待つという状況ですが、その中でも今日はいいレースをしてくれましたし、次に繋がると思います」(安田翔師)

 

まだ追い出してから体を使い切れていない状況で、先を見据えたレース運びになりましたが、その中で直線はジリジリ脚を使ってくれましたし、今後に繋がるレースはできたのではないでしょうか。馬体も成長の余地を残しますし、放牧を挟みながら良化を促していきたいと思います。

 

コメント:この距離でポジションが取れないようでは厳しいと言わざるを得ません。今後はやはり馬体の成長がカギになりそうですが、未勝利の期間までに間に合うか…。

 

評価:★☆☆☆☆

【2023年】愛馬の成績:3.3.6.30

ルージュアマルフィ出走!「勝った勢いで…」

※11月12日(日)東京12R・3歳上1勝クラス(芝1800m)に菅原明良騎手で出走します。

 

鹿戸調教師「追い切った翌日ですので、今日は坂路下馬場でダクだけ乗って調整しました。脚捌きはしっかりしていましたし、気合も程良く入っていますね。与えた飼い葉もしっかり食べており、休み明けでも概ね態勢は整ったと思います。昇級緒戦にはなるものの、距離も守備範囲だと思っているので好走を期待したいところです」

 

コメント:前走が、さすがルメール!といった騎乗での勝利。昇級初戦の今回は、どこまでやれるのか…といった感じになりますが、勝った勢いの走りをここでも見せて欲しいところ。走りからは1400~1600mくらいが良い印象もありますが、1800mまでこなせると今後の選択肢も広がるので、その走りに注目したいと思います。

 

期待値:★★★☆☆

 

 

ピュアスマイル出走!「積極的な騎乗を…」

8日は栗東CWコースで追い切りました。9日は軽めの調整を行いました。

 

「水曜日はCWコースで併せて追い切りました。急にギアを上げて追い出すとフォームがバラバラになるので、手伝ってもらった斎藤新騎手には“できるだけ抱えたままで乗ってほしい”と指示をしました。その分6ハロン89秒4と時計は出ていませんが、良い雰囲気のまま手応え良く動けていました。まだパンとしきれていないので、持ったままでポジションを取れる長めの距離はいいと思います。想定を見ると福島は節で入らないようなので、京都の2000mに北村友騎手で投票させていただきます」(安田翔師)

 

11日の京都競馬(2歳未勝利・芝2000m)に北村友騎手で出走いたします。

 

コメント:この相手関係であれば積極的に好位からの競馬ができそうですが、騎乗に不安があるのも事実。あまり早い脚は使えるとは思いませんので、先行してどこまで…という感じです。しかし、小柄な牝馬を中2週で福島遠征も考えていたとは驚きを隠せません。

 

期待値:★★☆☆☆

シュクルノアール出走結果

10月22日(日) 京都5R 2歳新馬 (混) 芝2000m C.ルメール(55.0kg) 中止 2人気

 

辻野泰之調教師「キタサンブラック産駒らしく緩さは残っていたのですが、調教では動けていましたし、初戦からどれくらいやれるか楽しみにしていました。上手くポジションを取れたものの、3コーナー付近から手応えが悪くなり、ズルズルと後退して競走中止となってしまいました。騎乗したルメール騎手は『向こう正面辺りからトモがバラバラとなってしまって、馬が辛そうでしたから途中で止めました』と話していました。こちらへ戻ってきた時の感じではトモの骨盤骨折の疑いがありますので、診療所にて詳しく状態を確認しまして、診断が確定しましたら改めてご報告いたします」

 

コメント:パドックで見たシュクルノアール雄大な馬体を誇っており、本当にいい馬だと思いました。レースでも好位置につけるセンスを見せ、直線では前の馬を交わしてくれるものだと思いましたが…。最初で最後のレースになりましたが、シュクルノアールを実際に見ることができたことに感謝するとともに、無事に走り終えることの大事さを実感しました。

 

【2023年】愛馬の成績:3.3.6.29

ピュアスマイル出走結果「レース選択疑問…」

22日の東京競馬ではまずまずのスタートから道中は中団前目を追走。直線は内から差を詰めようとするがジリジリとした伸びで9着。

 

「今日は最後まで止っている訳ではないものの促してから反応できていなかったです。まだ全体的に幼い印象を受けましたし、もう少し馬体がパンとして力強さが出てきて、体力がついてくれば変わって来そうです。素直な馬で手前は上手く替えてくれていたので、今日の経験がいい刺激になって成長につながってほしいです。今日はいい結果を出せず申し訳ございません」(北村友騎手)

 

「手前は問題なく替えてくれて、極端に癖などを見せることはなかったですが、良くも悪くも成長の余地を残すなと感じていた調教通りの競馬になってしまいました。馬体、体力がしっかりとしきれていないことでジョッキーの扶助に対する反応が薄く、直線では決して止っているわけではないものの、かと言ってビュッと脚を使ったというより、前から下がってきた馬を交わした…という走りでした。もう少しハミに出て来て手綱を抱えられるようになるくらいになれば理想ですし、いきなり距離を詰めると今度は追走で走りがバラバラになってしまう可能性が高いので、現状はこれくらいのところで走りを覚えさせていき、成長のキッカケを掴んでいきたいです。今日は良い走りをお見せできず申し訳ございません」(安田翔師)

 

道中インコースで脚を溜めていきましたが、直線では決して止っていることはないものの、最後までグッと目立つような脚を使えないままになってしまいました。馬体、体力面の強化が必要かなと思える走りになってしまいましたから、今日の経験を糧にさらなる成長につなげていきたいものです。今後はレース後の状態を確認してからどうするか判断していきます。

 

コメント:正直、420kgしかない牝馬を東京まで輸送してレースに使う意味が分かりませんでした。良い騎手を確保できたわけでもなく、少頭数というわけでもなく、牝馬限定というわけでもなく…本当に意味不明です。これで結果がでれば納得もできますが、消極的な騎乗と無駄にレースを消化した印象しかありません。同日に京都で2000mの少頭数のレースが組まれていたのに、なぜこのレースを選んだのか…。

 

評価:★☆☆☆☆

【2023年】愛馬の成績:3.3.6.28

キラーアビリティ 富士S(GⅡ)出走結果「まるで抜け殻状態…」

21日の東京競馬ではややゆっくりとしたスタートになり、後方からの競馬。直線勝負にかけるが、前との差を詰めることはできず12着。

 

「若い頃は気持ちが勝っている面があり、この条件を使うと戻れないという心配があったのですが、年齢、キャリアを重ねた今のタイミングで試してみたいと思い、チャレンジさせていただきました。結果からすると距離について判断するのは難しいのですが、それ以前の問題で競馬になりませんでしたね…。申し訳ありません。ジョッキーに話を聞くと“”落ち着いていたのですが、ゲート入りの合図がかかり、『偶数の馬、行こうか』という発走委員さんの声を聞いたときに雰囲気がガラッと変わっていたんです。ちょっと嫌だな…と心配していたところ、ゲートに入った途端に潜ろうとして落ちかけましたし、危ない体勢でした。ゲートの枠を掴みながら引っ張り上げるも落ち着いてはいられず、何とかタイミングを合わせて出られたあのスタートでした。レース前は距離が詰まって折り合いの不安が少なくなることからホープフルSのような競馬をしたいと思っていたのですが、あのスタートでプランは白紙になってしまいました。実際の折り合いに関してはマシだったものの、抱えるところがあまりありませんでした…。ジリジリとは伸びているものの、もっと弾けていいはずですから、脚が溜まっていたとは言えませんでした。距離に関してはハッキリとしたことは言えないものの、1800m前後くらいがベターでしょうか。それ以前にやはりスタートだと思うので、いい精神状態でレースができれば違うはずです“”と言っていました。練習では悪いことはしませんが実戦で見せてしまう馬なので対応は難しいですが、次へ臨むにあたって精神面をよく見ながらどうしていく検討させてください。良い走りをお見せできず申し訳ありませんでした」(斉藤崇師)

 

春の新潟戦後は北海道で英気を養って今回の復帰戦へ臨みました。時間をかけて乗り込み、まずまずの状態で臨むことができたように思いましたし、この条件で変わり身を見せてくれるかもしれないと期待をかけたのですが、残念ながらレースの雰囲気を察して煩い面を見せ、スタートを上手に出ることができずレースの流れに乗れないまま終わってしまいました。今回だけでこの条件がダメと決めつけることはできませんし、とにもかくにも精神面、そしてゲートだと思われますので、今後については慎重に状態を確認しながら検討していきます。

 

コメント:距離、スタートというよりも、キラーアビリティに走る気迫が感じられませんでした。正直、ホープフルS以降の調整、レース選択に疑問を感じている部分が多く、2歳時にあったキラーアビリティの前向きすぎる走りとは真逆の抜け殻状態のような走りには失望しかありません。直線ではジョッキーが何度も後ろ脚を気にしており、あまりの行きっぷりの悪さに違和感があったのも窺えます。こうなると立て直すのは難しい印象ですが、元々、休み明けは走らないタイプだけに、叩かれた次走の変わり身を期待したいところではありますが…。次走は中日新聞杯という説がありますが、強気にジャパンカップに挑戦して欲しかったのが本音。イクイノックス、リバティアイランドは確かに強いですが、それ以外は本調子とは言えない状況で、頭数、賞金、GⅠに挑戦する高揚感等を考えると選択肢に入れて欲しいです。ジャスティンパレス、プログノーシスと、天皇賞・秋では負かしたことのある馬が上位入線しているように、実力は証明済みなのでしっかりと巻き返して欲しいものです。

 

評価:★☆☆☆☆

【2023年】愛馬の成績:3.3.6.27