グランサバナ出走結果「絶好の展開だったが…」

2日の中山競馬では駐立が怪しかったが上手く合わせてスタートし、促して2番手につける。良い手応えで進み直線へ向いて先頭に立つが、最後は後続の伸びに屈して4着。

 

「昇級戦でどこまでやれるかは何とも言えませんでしたが、調子自体は良かったので、どの程度やれるのかと思いつつ送り出しました。ジョッキーには私からも、よく乗る助手からもこの馬の特徴を伝えてあったのですが、直線へ向いて抜けると少し浮きましたね…。それでも、上手く乗ってくれたのは間違いありません。ゲートはいつも練習していてその分には何も問題がないのですが、今日も怪しくたまたま上手く出られたというものでした。普通ならもう少し後ろの位置になっていたと思うのですが、浜中くんが動じず主張して2番手を取ってくれた。ここが大きかったですよね。揉まれるような形になっていたらグチャグチャになって掲示板に来ていたかもわからなかったので、あのポイントは大きく、彼の好リードだったと思いますよ。そして、『昇級戦でこれだけの走りができるならチャンスがあります』と言ってくれましたから、また楽しみにしたいですね」(田村師)

 

前走が1着同着で勝ったものの昇級してどうかはなんとも言えないところでしたので、様子見の部分があったのは否めませんでした。しかし、蓋をあけると見どころたっぷりの走りで、ここでもやれるのではないかと思わせてくれました。中山との相性の良さもあるのでしょうが、今後が楽しみです。このあとはレースの後の様子を見た上で検討していきます。

 

コメント:直線を迎えた時は絶好の勝ちパターンだと思いましたが、そこから押し切れなかったのは、まだまだ力不足だと感じました。それでも浜中騎手の絶妙のエスコートがあったのは事実ですが、このクラスでも勝負になることが確認できたのは収穫。まだ、安定して走れるのか疑問なところはありますが、順調に使われている強みを活かしてチャンスを掴んで欲しいものです。

 

評価:★★★☆☆

【2023年】愛馬の成績:3.4.6.33