キラーアビリティ 中日新聞杯(GⅢ)出走結果「地力は見せた…」

9日の中京競馬では五分のスタートから出たなりで中団を追走。外目でスムーズに運び、いい手応えで直線を向くと、鞍上の檄に応えてジリジリ脚を使うが4着まで。

 

「今日は申し訳ありませんでした。ゲート次第でポジションを取りに行くという考えでしたが、いいところで進められたと思います。馬はしっかりファイトしてくれていて、最後までよく伸びてくれていたのですが、59キロのハンデが響きましたね…。残念です」(ムルザバエフ騎手)

 

「今日はいい結果にならず申し訳ありませんでした。前走がもうひとつ気持ちが入らないような走りをしてしまっていたのでそのあたりは心配していたのですが、今日はしっかりファイトしていたとのことですし、斤量分の負けということでしょう。次につながるのは間違いありませんから、次走結果を出したいです」(斉藤崇師)

 

前走富士Sでは最後気持ちが切れてしまったような走りになっていましたが、今日はしっかり集中して闘志を見せてくれました。能力の一端は示した走りでしたし、この内容を次走に繋げていければと思います。この後は馬体を確認してから検討します。

 

コメント:前走の走りが絶望的だっただけに、どこまで巻き返せるか疑問でしたが、なんとか地力を感じさせる走りが見れたのは安心しました。切れるタイプではないので斤量からももう少し早く動いて欲しかったところですが、勝ち馬にうまく乗られた印象です。レース後は放牧になりましたが、あまり間隔を空けないで継続的にレースに向かって欲しいです。2歳4戦(6月デビュー)、3歳4戦、4歳5戦と3歳、4歳でのレース数が少ないです。来年こそは適正を見極め今までの分の巻き返しも期待したいところ。

 

評価:★★★☆☆

【2023年】愛馬の成績:3.4.6.34