ルージュワトル出走結果「競走馬としてようやくも…」

本馬は9月3日の小倉競馬・3歳未勝利(芝2000m)に出走して7着での入線。これまでの競走成績や、3歳未勝利の番組が終了してしまったこと、体質の弱さからコンスタントに出走を重ねることが難しいことなどを踏まえ、本馬の今後について関係者の間で協議した結果、誠に残念ではございますが、ここで引退の結論に至りました。出資会員の皆様には追って書面にて詳細をご報告させていただきます。長い間、ルージュワトル号にたくさんのご声援をいただき、ありがとうございました。

齋藤崇史調教師「レースから戻ってきて状態を見ていますが、さすがに疲れがあるのかトモがクタッとしていて体も寂しく映ります。急ピッチで進めて何とか間に合ったという状態にしてはよく頑張ってくれましたが、やはり連戦というのは厳しそうです。今回の結果を受けてクラブ側と協議したところ、内容が良くなったとはいえ上のクラスで戦うには厳しそうなこと、また何よりワトル自身の体質が弱くて数を使えず、一戦ごとにある程度の期間を挟まないといけないことなどを踏まえ、ここで引退ということになりました。直前で出走取消になってしまったあの時に何とか踏ん張って使えていれば、結果もまた変わっていたかとも思うのですが、またいつトモがガクッときてもおかしくない状態でリスクも大きいという判断をさせていただきました。調教ではいい動きを見せてくれていたように能力はあったはずですが、それを発揮させてあげることができず申し訳ありません。今後の馬生がいいものであることを願っています」

 

コメント:順調に使えない弱みを改めて思い知らされました。それでもレース内容は良くなってきており、初めてレースに参加できたという印象です。それだけに順調に使えたら、未勝利の期間がもう少しあったらと思いますが、ここでの引退は妥当な判断。厩舎込みで出資しましたが、JRAでの競走馬としての見込みが薄いタイプは、何をしても期待ができないことを学びました。

 

評価:★★☆☆☆

【2023年】愛馬の成績:2.3.4.25