アルティマヒート出走結果。「何か策が欲しかった…」

19日の札幌競馬ではゲートでやや後手を踏み、後方からレースを進める。勝負どころで置かれてしまい、そこからジリジリした伸びで7着まで。


「ゲートを出てから促していったのですが、なかなか進んでいかず、あの位置からの競馬になりました。ペースが上がった際も瞬時に反応できず、ギアが上がってからもジリジリとした伸びになってしまいました。この条件は合っていると思うのですが、キレる脚がないぶん、前々で運べないと苦しいところがありますね」(柴山騎手)


「うちの厩舎に預けていただけると聞いたときにはとても嬉しく、実際に接するようになってからは特徴を可能な限り掴むことで、それをレースに活かせればと考えてきました。改めて適性を探るためにも短いところから使わせていただき、近2走は勝利を挙げている中距離戦を選択しましたが、思うような結果を得ることができませんでした。皆様の愛馬にもう一度でも勝ち星をつけてあげたく思っていましたが、力が及ばず申し訳ない気持ちでいっぱいです」(高柳大師)


出走取り消しから仕切り直したデビュー戦を快勝。前途洋々のスタートを切りましたが、その後は気性や体質面の難しさに悩まされ、目立った成績を残すことができませんでした。そのような中、気分一新、高柳大輔厩舎へ転厩。陣営には何とか新味を引き出すべく尽力いただきましたが、なかなか上位を望みにくい近況です。そのような現状を鑑み、高柳大輔調教師と協議した結果、このタイミングで競走馬登録を抹消することとなりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解のほど賜りますようお願い申し上げます。なお、本馬に出資されています会員の方へは追って書面をもちましてご案内させていただきます。


コメント:同じようなレースを繰り返して、これといった進展も見られなかったので引退は止む無し。引退レースと分かっていたなら、思い切って逃げて欲しかったところですが、それもできないくらいスピードが無いのがネックでした。デビュー戦での鮮やかな差し切り勝ちから500万クラスで、ここまで頭打ちの状態になるとは思いませんでしたが、最後まで適正すら分かりませんでした。改めてステイゴールド牝馬は難しいと実感。


評価:★☆☆☆☆

【2018年】愛馬の成績:7.7.5.27