クレッシェンドラヴ アメリカジョッキークラブC(GⅡ)出走結果「手応えが違う…」

互角のスタートから、道中は好位4番手の内目を追走。手応えを残して最後の直線を迎えましたが、外から追い込み勢に交わされてしまい、結果7着での入線となっています。

 

「内でうまく立ち回ることができましたし、4コーナーでは一瞬イケるかと。やはり重賞を勝っているだけのことはある、そう思わせる背中やレースぶりでした。距離はもっと延ばしてみても良いのかも。まだやれるのではないでしょうか」(津村騎手)

 

「調教ではもうひとつでしたが、競馬に行ってまだスイッチが入ることが分かりました。瞬発力やトップスピードといった点では分が悪くなってきたものの、道中も力むことなく走れていましたし、ジョッキーがうまく乗ってくれましたよね。4コーナーを持ったままで回ってくるなど、有馬記念以来、久々に見せ場を作ってくれたと思います。この感じであれば、改めて距離を延ばしてみるのもありかと。ただ、瞬発力を補うには、今日のように少しでもロスのない競馬に徹する必要がありそうです」(林調教師)

 

◆加齢によりトップスピードなどには陰りが見られるのかもしれませんが、以前よりも折り合いはつくようになってきたようですし、今日は稽古時よりも活力を感じさせる動き。スタート、ポジショニング、勝負所での手応えも良く、次につながる内容を示して最後まで駆け抜けてくれました。なお、このあとは、「いつものようにリフレッシュ放牧を考えていますが、年齢面などを考慮の上、あまり緩めることなく調整してもらい」(師)、次走を検討していく予定になっています。(HTC)

 

コメント:臨戦過程からもあまり期待はしていませんでしたが、4コーナーでの手応えから一瞬ちからが入りました。コメントにもあるように「有馬記念以来、久々に見せ場を作った」も同じ意見です。その有馬記念の騎乗は坂井騎手です。ここ数戦、内田騎手が騎乗すると4コーナーで既に手応えが無かった競馬と比べると、やはり内田騎手とは手が合わない印象を受けました。GⅡとはいえ、今回のメンバーはあまり手ごわいところがいなかったので、まだまだやれるとは思えないのも事実。

 

評価:★★☆☆☆

【2022年】愛馬の成績:0.1.0.2