ヴァンタブラック結果「調教と実戦は違う…」

7/18(日)小倉12R 3歳上1勝クラス〔D1,700m・16頭〕11着[3人気]

まずまずのスタートを決めますが、行き脚が付かずに道中は中団後方からの追走となります。3~4コーナーで外目に出して最後の直線で懸命に追われますがジリジリとしか伸びず、約1年3ヵ月ぶりとなるレースは11着でゴールしています。

須貝尚介調教師「調教を進めていく中でズブさが解消され、体つきもスッキリ見せていたので、これなら久々でも力を出し切ってくれると期待していました。ただ、レースに行くと、ズブさが目立って追走で精一杯になってしまいましたね。レース後、富田暁騎手に確認したところ、『調教では行きっぷりが良く、久々を感じさせないほどの動きでしたので、これなら良い走りを見せてくれると期待していました。ただ、レースでは前半から流れに乗れずに追走で一杯でした。ズブさがあったのは確かなものの、長い間休んでいた影響もあると思いますし、これでピリッとして欲しいですね』とコメントしていました。調教の感じから小回りコースでも対応してくれると思っていましたが、久々の実戦とはいえ、あれだけ追走で一杯だったことを考えると、本場のような広いコースの方が良いのかもしれません。本来なら続けて使ってピリッとさせたいところですが、脚元のことがありますし、優先出走権を獲ることが出来ず、節を空けないといけないでしょうから、トレセンに戻って状態を確認した後は、放牧に出してコンディションを整えてもらう方向で考えています」

 

コメント:大型馬の屈腱炎による長期休養明け、いくら調教内容が良くても小倉小回りコースは不安でしかありませんでした。それでも能力と調教の良さで、このクラスならいきなりでもと期待していた部分もありますが、やはり調教と実戦では大きく違うと実感しました。本来であれば、こういったタイプは使って使って良化を促して欲しいところですが、入厩頭数制限による放牧、屈腱炎による慎重にならざるをえない状況もあり、難しい再スタートになった印象もあります。

 

評価:★☆☆☆☆

【2021年】愛馬の成績:3.2.5.18