マカハ出走結果。「ほらね…」

五分のスタートから、道中は中団後方の最内。今回は内ラチ沿いの経済コースを回り、直線で内を掬うようにスパート。結果2着での入線となっています。


「内1頭分の馬場が良く、そこから外は荒れている状態ですからね。一発を狙って最内から脚を伸ばしていき、ゴール板のところで何とか交わしてくれたかと思ったのですが…。う〜ん、あと少し。残念です」(池添騎手)


「最後方にこだわることなく、『レースの流れ次第では、ポジションを取りに行ってもいい』と指示してありました。それで少し上がって行ったのだと思います。ただ、外に持ち出さなかったのには驚かされましたけどね。二度目の騎乗でうまいこと乗ってくれました」(小崎調教師)


「あとほんの少しでしたけどねぇ。これで2着が11回目になりますか。こういう時こそ、勝っておきたかったのですが…」(高田助手)


◆荒れている馬場を嫌って、他馬が外めに進路を取ることを想定してのことでしょう。今日は内ラチ沿いをピッタリと回り、まさかのイン差しを敢行。伸るか反るかの大きな賭けに打って出る形となりましたが、ラストまでしっかりと脚を伸ばし、ハナ差2着の健闘です。このレースを選択した調教師、そして、このレース運びを決断した騎手のファインプレーが光る一戦。明けて8歳を迎えたマカハも元気に頑張ってくれました。なお、このあとは、使い詰めできているため、「いったん短期放牧を挟んでから次走へ」(調教師)。暫しリフレッシュを促します。(HTC)


コメント:京都は内が空きます。今回も面白いようにポッカリと空きました。だから距離をロスしてまで大外を回す必要はありません…。末脚を活かす為に、後方追走に拘る必要もありません。今まで東京に拘ったことがいかに無駄だったか…。京都は走ると前から指摘していましたが、今回のパフォーマンスは驚きがあったのも事実。あそこまでいったら差し切って欲しかったですが、条件さえ整えばまだ上位争いできそうな感触も掴めました。


評価:★★★☆☆

今年の愛馬の成績:0.1.0.2