ヴァンタブラック 出走結果「素質感じた!」

1/25(土)京都6R メイクデビュー京都〔D1,800m・16頭〕優勝[1人気]

 

モッサリとしたスタートから促しながら中団9番手を追走します。3~4コーナーで外から押し上げて行き、最後の直線で懸命に追われると上がり3ハロン36.5秒の脚を使ってゴール手前できっちり差し切り、嬉しいデビュー勝ちを収めています。

 

C.ルメール騎手「1週前の追い切りであまり脚が速くないなと感じていたので、ダートは合うと思っていましたが、その通り良い競馬をしてくれましたね。ワンペースでエンジンの掛かりが遅いけど、スピードが乗ると長く良い脚を使ってくれました。砂を被っても問題なかったですし、最後まで一生懸命走ってくれましたよ」

 

須貝尚介調教師「おめでとうございました。これまでの兄姉と比較すると馬格があって前向きさにも欠けていたので、ダートでデビューさせましたが、良い結果を残せてホッとしています。以前はCWコースでまったく動けなかったですが、最終追い切りでは水準の時計が出たので、これなら良い競馬が出来ると期待していました。ジョッキーには最後まで諦めなければ、長く良い脚を使うと伝えていましたが、その通り乗ってくれましたし、最後の伸び脚は血統の良いところが出たものだと思います。まだ幼さを残しながらも初戦でしっかり勝ち上がってくれましたし、今後は馬の成長に合わせて出走させていけますね。レースまで時間を掛けて仕上げたこともありますし、トレセンに戻って状態を確認した後はこれまでの疲れを取る為に放牧に出す予定です」

 

コメント:これまでの過程からも、期待はしつつも半信半疑であったのも事実。スタートで遅れた時も「やっぱり」と思いましたが、そこからリカバリをして中団に取り付けたのは本馬のセンスと騎乗の好判断。まだ頼りない面もありますが、競走馬としてのセンスを感じることができたので、順調にレース経験を積んで着実に強さを身に着けて欲しいものです。

 

評価:★★★☆☆

【2020年】愛馬の成績:1.0.0.5