リスグラシュー クイーンエリザベスⅡ世C(GⅠ)出走!「雪辱果たせ!」

24日はシャティン競馬場・芝コースで追い切りました。「先週の木曜日に出国し、同日の夜に香港のシャティン競馬場に無事到着しています。

 

追い切りは本日シャティン競馬場の芝コースで行いました。栗東での調教は坂路主体で、この馬はいつも行きたがるようなイメージがあるのですが、こちらでの追い切りは芝コースとなるので馬もそれを気にしているのか、終始フワフワしているような感じがしたんです。あまり行きっぷりが良すぎるようなら最後は無理をしないつもりだったのですが、そういう状況でもありましたから、直線に入ってからは少し気合いを付けておきました。おとなしすぎたので逆に心配していたのですが、おそらくこれでスイッチも入ってくるでしょう。馬体重は調教前の計測で460キロ。体は見た目にも細く映りませんし、いい状態で臨めるようこのまましっかりと調整を続けていきます」(岡助手)

 

「輸送から帯同させてもらっています。1頭だけでの輸送というのが懸念材料でもあったのですが、一度経験している分もあってか、昨年末よりも落ち着きがあって無事にクリアしてくれました。現地に到着した当初はカイバ食いが細かったのですが、その後は運動のレベルと量を上げつつ体も増やすことができています。ここまでは順調ですし、いい状態でレースに臨める見込みです」(NF獣医師)

 

28日のシャティン競馬(クイーンエリザベスⅡ世C・芝2000m)にマーフィー騎手で出走を予定しています。

 

コメント:昨年後半から、リスグラシューの走りに力強さを感じます。前走の金鯱賞(GⅡ)もダノンプレミアにこそ負けはしましたが、出遅れから外々を周る競馬で、「負けて強し」の走りを見せ、前哨戦としては充分の内容でした。相変わらずの出遅れ癖、右回りだとモタれる不安もありますが、中距離路線ではトップクラスの能力を持っているので、昨年の香港ヴァーズでの雪辱を果たして欲しいものです。

 

期待値:★★★★★