イペルラーニオ出走結果。「行きっぷり良化」

17日の阪神競馬では道中は好位から進める。外を回って少しずつ位置を上げようとするが、直線ではなかなか前との差を詰めることができず7着。


「初めて乗せていただきましたが、乗り味が良くて気持ちの面でもいい雰囲気でレースに臨めていました。センスが良くて出たなりでいいポジションにつけられましたし、直線を向くまでずっといい手応えで運べていたのですが、追い出して直線の坂でやや苦しくなってしまいました。このあたりは多少力のいる馬場だったことも影響しているのかもしれません」(荻野極騎手)


マイナス6キロと太目残りだった前走から馬体が絞れ、一度使ったことによる上積みが見込める今回は変わり身を見せてほしかったのですが、直線は思うように差を詰めることができませんでした。それでもレースぶりは明らかに良くなり、馬場や展開ひとつでガラッと変われそうな感じはしましたから、またこれで上向いてきてくれればと思います。小倉に遠征した後に中1週で使いましたので、まずは馬体をよくチェックしてから今後を検討していきます。


コメント:叩かれ2戦目で、上積みはあるだろうと思いましたが、如何せん短期間での出走なので疑問な部分も多かったのも事実。自分が思った以上に道中の行きっぷりが良く、好位で競馬ができたのは意外でしたが、追われてからの伸びはイマイチ。元々、速い上がりが使えるタイプではないだけに、結果論ではありますが、もう少し強気で騎乗して欲しかったのも本音。この行きっぷりなら叩かれ3戦目の次走は、期待値も多少は上がります。


評価:★★☆☆☆

【2018年】愛馬の成績:7.7.6.32