シェリトリンド出走結果。「打つ手なし…」

16日の福島競馬ではスタート後から思うように進んでいけず後方からの競馬。仕掛けても思うように行きっぷりが変わってこず12着。


「調教の動きが良くなってきているということでしたし、条件が変わって良さを引き出せればと僕自身も楽しみにして乗せていただきました。しかし、スタートしてからハミを思うように取っていけなくて…。初速が速くなくて砂を被る位置になったこともあるのかもしれませんが、被ってというよりは気持ちがグッと走る方に入っていないような感じなんです。外に出していても距離ロスが多くなってしまいますから、正直判断が難しかったです。気持ちを切らさずに走れるようになればまだ違うのでしょうが、なかなか思うように走りを変えてあげられずに申し訳ありません」(杉原騎手)


「中間の稽古の動きがだいぶ良くなっていましたし、何とか変わってきて欲しいと思っていました。芝で思うように結果を出せなかったのでダート替わりもプラスになってくれたらと思っていたんです。しかし、いざ動かしてみると最初からなかなか進んでいかなくて…。ハミを取るところがないものですから、ペースを上げていきたくても思うようにいきません。馬も気になるところがあるのか自ら走る方に気持ちを向けて行こうとしていないですからね…。皆様の期待に応えられず本当に悩ましいです。まずはレース後の状態をよく確認し、それこそ苦しいところ、気にしているところがないかをよくチェックしていきます」(国枝師)



調教での動きがだいぶしっかりしてきましたので、この状態で何とか変わり身を見せてほしいと送り出しました。デビューから数戦は芝を使っていたものの、良さを出せない状況でしたので今回はダート戦へ矛先を向けてみました。しかし、芝と同様にダートでも思うようにハミを取れず前へ進んでいけませんでした。気持ちを出せるようになってくれればまた変わってくる見込みもあるのでしょうが、現状からも非常に悩ましい限りです。この後は馬体をよく確認して今後の方針を検討します。


コメント:走ることに前向きな馬なら未だしも本馬のようなタイプに、このようなローテーションで競馬をしても、当然のように結果が出るわけがありませんでした。レース後、引退(地方移籍)の報告がありましたが、血統を考えたら繁殖の選択をして欲しかったのが本音。結果が結果なので仕方ないのかも知れませんが…。


評価:★☆☆☆☆

今年の愛馬の成績:1.6.7.29