オーロラエンブレム出走結果。「仕切り直し…」

12/24(土)中山3R 2歳未勝利[芝2,000m・17頭]14着[1人気]


五分のスタートから4番手の外目を追走、勝負処でペースが上がると対応できず、直線も下がる一方で14着に敗れています。


吉田隼人騎手「ゲート内で少し後ろに下がっていたので、出ていかないのかなと思っていたのですが、スタートは一緒に出てくれましたし、多頭数でゴチャつくのも嫌でしたから、先行集団の外に付けました。向正面で捲ってきた馬がいたので、突っ張っていこうとしたのですがギアが変わらず、最後の伸び脚もなかったですね。いくらか開き気味の走りをしますが、右手前・左手前の違いはなく、右回りでも走りにくいということはありませんでした。今日は前に行った馬にはきつい展開だったのも確かですが、テンから行かせたり、途中で捲られたりしていると気持ちが途切れてしまうのかもしれません。結果論ですが、初戦のように馬の後ろでジッと脚をタメ、終いだけの競馬する方が集中力がもつのかもしれません」


小島茂之調教師「吉田隼人騎手には、スタートが良かったらハナに行くぐらいのつもりで、強気に乗ってほしいと指示を出していました。でも結果を見る限り、後ろで脚を溜める方が良かったのかもしれません。以前ブラックエンブレムの妹でピースエンブレムという馬がいたのですが、馬の後ろに付けると終いは脚を使うのですが、横に並んで進めると全く脚を使えなかったんです。脚が溜まる溜まらないの問題なのか、気持ちの問題なのか分らないですが、とにかくそういう馬はいるので、オーロラエンブレムもそういうタイプなのかもしれません。道中は行きたがったり、ハミを抜いたりしていたそうですから、まだ精神的に不安定のようですし、もう一段階成長も必要だと思いますので、これで一息入れたいと思います」


コメント:デビュー戦の内容から、正直、圧倒的1番人気に支持されるとは思いませんでした。血統的からも期待の高い本馬なので、自然と厳しい目で見てるのもありますが、内容があまり評価出来なかったのも本音。流石にここまで負けるとは思いませんでしたが、まだ頼りなさが露呈した感じ。距離も伸ばすよりは、現状では1400〜1600mくらいの方が走りやすい気がします。春のクラシックを意識できるタイプでは無いと思うので、一息入れてジックリと素質を開花させて欲しいものです。


評価:★☆☆☆☆

今年の愛馬の成績:9.5.4.42