クルーガー出走結果。「このカタチになったらねぇ…」

１２日の中京競馬では立ち遅れ気味のスタートから道中は中団やや後方。直線は大外からよく追い上げてくるが６着。

「ゲートに最後入れだった前走でも少しうるさかったようで、練習は入念にしたと聞いていたのですが、中に入った瞬間から潜ろうとしてしまいタイミングが合いませんでした。ペースが遅くなるのはわかっていましたし、当初は４〜５番手をイメージしていたので途中から捲っていくことも考えたのですが、初めての左回りを気にしたのか最初のコーナーでやや外に張り気味だったので、さらに外を回らされていってもと思い、あの位置から脚を溜めて進めたんです。まだトモが甘くてこれからさらに成長してくるタイプではありますが、そんな中で最後はいいところまで来ているだけに今日はスタートがすべてでした。期待に応えられずに申し訳ありません」（福永騎手）

「普通にスタートを切った前走でもゲートの中は怪しかったので、中間でしっかりと駐立の練習をしたにもかかわらず出遅れてしまいました。状態は本当に良かっただけに今日はゲートがすべてでしょう。この後は一度リフレッシュ放牧に出させていただきますが、ゲートについては今後キッチリと対策を練っていきたいと思います。今日は期待に応えられず馬にも、そして会員の皆さんにも申し訳なく思っております」（高野師）

スタートで後手を踏み、スローペースで外を回るという厳しい展開でしたが、直線はしっかりと差を詰めていました。最後は届きませんでしたが、重賞戦線でも十分に勝負できる力の持ち主ですし、今後の活躍に期待したいと思います。この後は一度リフレッシュ放牧に出す予定です。

コメント：福永騎手に関しては、先行できてキレイな競馬をする馬は合うと思いますが、クルーガーみたいに色々と気を付けなければいけなく、直線でも力強く追わなければいけないタイプ馬の場合は割引が必要。それだけに、レース前から合わないと指摘していたのですが、やはりというか、そのとうりの結果になってしまいました。出遅れから、前半１０００ｍの通過タイムが１分２秒台というドスローの競馬で、あの位置取りは絶望…。直線でも伸びてはいるのですが、道中での位置取りにもう少し工夫があれば…とも思いました。それでも現時点でも、この相手関係なら十分戦えるのは認識できたので、重賞勝利の目標を叶えて欲しいものです。

評価：★★☆☆☆

今年の愛馬の成績：２．０．２．３