レイリオン出走結果。「調教師のセンスも…」

13日の阪神競馬ではスタートから出たなりで中団を追走。直線は馬場の外目をジリジリ伸びたが3着。


「力んで行きたがるような面もあるので気をつけてほしいと言われていましたし、スタートは無理せずソロッと出していきましたが、思ったよりリラックスして走れていました。ちょっとエンジンのかかりが遅かったのですが、坂を上がってからもよく伸びていましたし、こういうレースができれば今後も楽しみです」(ルメール騎手)


「エンジンのかかりが遅く、ジリジリした脚になってしまいましたが、道中リラックスして走れていたのは良かったですね。坂も気にしていませんでしたし、レース運びの幅が広がったという意味では収穫も多かったのではないでしょうか。小柄な馬ですし、この後は馬体を見て考えます」(安田師)


エンジンがかかるまで時間がかかり最後は差し切れませんでした。ただ、テンションが高いところのある馬が、今日はリラックスして走れていましたし、収穫も多い一戦だったと思います。この経験は必ず次に活きるでしょう。この後はトレセンに戻って馬体をよく確認してから検討します。


コメント:レイリオンに関しては、調教師のセンスが何とかならんのかなぁ〜というのが本音。まずは、2戦目のレースを見ても1200mに拘る必要がないのは明白。レース前にも指摘しているように、何故フィリーズレビュー(GⅡ)を使わなかったのかも疑問…。しかも、フィリーズレビューの勝ち馬は同じダイワメジャー産駒で、レイリオンと同じように500万クラスを勝ち上がれていなかった馬です。このように挑戦しなければ得るものはなく、展開や相手の調子等で着順は入れ替わります。昨年もファンタジーS(GⅢ)に挑戦しなかった時も同様のことを思いました。今日のメンバーで勝てなかったのは非常に痛いところですが、差す競馬もできることが分かったのは収穫。それだけに、落ち着いて走ることもできる本馬には1400mの競馬の方が向いているということに気付いて欲しいものです。最後に、函館2歳S(GⅢ)を勝ったステラリードも、あの時期だからこそ重賞を勝てました。


評価:★★☆☆☆

今年の愛馬の成績:2.0.3.3