クリサンセマム引退

美浦トレセン在厩。先週末になって脚元がモヤついてきたため、29日(土)にエコー検査を行ったところ、右前浅屈腱炎との診断が下りました。なお、これを受けまして、高柳調教師と慎重に協議を行いました結果、長期の戦線離脱は否めず、現年齢やここまでの経緯などから、やむなく現役続行を断念することで合意。近日中にも競走馬登録を抹消することになりました。出資会員の皆様には、抹消に関する諸手続きが完了し次第、詳細を書面にてお送りいたしますので、発送まで今しばらくお待ち願います。


「先週15−15をやった翌日くらいから少し反動が表れ始めたため、その後は乗らずに様子を見ていたわけですが、どうも気持ちが悪いためエコーで覗いてみたところ、損傷箇所が明らかになりました。元々球節が強くない状態でやってきた馬だけあって、そのあたりが誘発につながり、上部に負担がかかってしまったということでしょうか。まだ本格的に攻めていく手前でしたし、来年はもう8歳。(転厩後)出走まで漕ぎつけていなかっただけに、何とかしたいところでしたが、さすがに状況は厳しく、残念ですが引退を決断するほかない状況です。本当に申し訳ございませんでした」(高柳調教師)


コメント:本馬に関しては、厩舎が合わなかった…この一言に尽きます。大分前からこのブログでも転厩を希望していましたが、転厩した時はすでに遅し…といった印象。管理頭数の多い厩舎特有の、放牧ありきの出走…もう1走!と思っても放牧…放牧へ出たら半年は平気で帰って来ない…。この点、調教師というのは厩舎経営者でもあるので、稼げる馬を優先的に使うのは理解できます。だからこそクラブにもっと早い段階で決断をして欲しかったです。この点は本当に残念です…。能力からも、順調に使ってさえいればもっと勝ち星を増やせたはずです。


とうとう、このクラブでの出資馬もマカハだけになりました。ここ一年の東京に拘わり過ぎの使いかたには納得していませんし、これといった成績も出せていません…。クラブの最近の募集馬の質・仕方も半信半疑で熱が冷めているのも事実。良い思い出も沢山あるクラブだけに、思い入れはありますが、最近の方向性にはついていけません…。心動かされるビッグサプライズが無い限り、マカハで最後になりそうです。


出資満足度:★★★☆☆