ハイデッカー出走結果。「絶望的内容…」

19日の中山競馬では道中中団を追走するも、まわりに気を遣うなどして徐々にさがってしまい15着。


「返し馬は一度競馬を使って感触が良くなっていましたし、どんな走りを見せてくれるか楽しみなくらいだったんです。それがゲートで隣の馬がうるさかったことに意識がいってしまいましたし、出てからも砂を被って嫌がったり、まわりに馬が近づくと余計に集中力を欠いてしまったりと、終始気を遣いながらの走りでした。一頭で走っているときのフットワークから力はあると思いますが、いかにそれを競馬の中で引き出せるかがポイントになりそうです。続けて乗せていただいたのでしっかりと結果を出したかったのですが、申し訳ありません」(三浦騎手)


「馬体重は大きく減っていたわけではありませんでしたが、一度競馬を経験して前走よりも状態は上向いていましたし、もっと形をつくれると思ったのですが…。レースは促しながらになっていましたが、後から話を聞いてもやはり思っていたように進んで行かなかったとのこと。馬体が抜群に良くなっていたとは言えないものの、今日はやはり気持ちの面が大きいでしょう。砂を被って嫌がっただけでなく、ずっとまわりに気を遣って走っていましたからね。2回目の競馬で前進をと思って臨んだだけに、会員の皆様には申し訳なく思っています。この後はトレセンで状態を見てからになりますが、よっぽど具合が良さそうならまた考えるものの、基本的には一度お休みを挟もうかなと思います。おそらくこのまま押せ押せでいっても余計に気持ちの面で苦しくなってしまいますからね。馬具の使用などはこういう気性ですから逆効果にもなりかねませんし慎重に考えなければいけませんが、さすがにこのままの競馬を続けていくわけにはいきませんから、条件を含め変化をつけることも考えていきます」(戸田師)


2度目の競馬で良さを発揮したいところでしたが、馬体は悪くなっていなかったものの気持ちの面で難しさを見せてしまい、思っていたような走りができませんでした。この後トレセンで状態をしっかりと見てからになりますが、立て直しの期間を設けることも考えていきます。


コメント:一回使われた効果もあったのか、スタートしてから楽に好意に着けられたあたり、本馬の素質の片鱗を見ることができたと思います。しかし、そこだけでした…。勝負所から全くついて行けず、後方のまま惨敗。正直、勝ち上がるのは不可能と思わせる内容でした。脚元の関係もあり、強い調教はできないタイプだけに、早めの決断も視野に入れて欲しいと思います。


評価:★☆☆☆☆

今年の愛馬の成績:1.3.3.10