ガニオン出走結果。「少しマシな競馬も…」

まずまずのスタートから、道中は好位集団の最内。直線で追われてからもバテることなく流れ込み、結果7着での入線となっています。



「今回はレースの流れに乗って中団につけることができましたし、終いも止まらずに脚を伸ばす形。前走以上の競馬はできましたよね。優先権持ちが大勢いるメンバーを相手に2戦目でこれぐらいやれるのですから、力はあるということでしょう。3角でハミを噛んで行きたがる感じになったのを抑えた分、位置取りを下げる恰好にはなりましたが、その辺は競馬を覚えていく上で必要な部分でもありますからね。マイナス体重は特に気になりませんでした」(平野騎手)



「プラス体重だと思っていたぐらいで、体が減っていた(−12㎏)のは想定外。トモがいくらか淋しく見えましたよね。その辺もあってラストで伸びきれなかったのかもしれませんが、まだまだ成長途上の馬ですから、現時点では仕方ないでしょう。レースぶりは前走よりも確実に良くなっていました」(二ノ宮調教師)



パドック周回開始直後や返し馬などでうるさい面を見せるなど、まだまだ注意が必要な状況ではありますが、終始インコースで外から交わされる形になってもレースを投げなかったのは収穫。デビュー戦で不利を被った後の2戦目にしては、しっかりと“競馬のカタチ”が出来ていたことですし、レースぶりに進展が見受けられたのは何よりでした。なお、このあとは馬体回復が最優先となるため、まずはレース後の様子を窺いながら。もうひと回り大きくした状態で次走を迎えさせてあげたいところです。(HTC)


コメント:まだ非力な感じですね。しかし、今回は正攻法の競馬ができたのは収穫。あまりスピードがあるタイプにも思えないので、距離は1800m以上は欲しい感じ。3kgの恩恵があって、直線で伸びなかったのは不満ですが、好意につけられるセンスはありますし、順調にレースを重ねるごとに成長していって欲しいです。

評価:★★☆☆☆
今年の愛馬の成績:1.3.0.9