マヒナ出走結果

 22日の中山競馬ではいいスタートを決めて先団内々を追走。手ごたえよく勝負どころを迎え、直線で前の馬たちをきっちり交わすも外に出す際に他馬を妨害したとして降着となり12着。「ほんとうに申し訳ありません。前が詰まって脚を余すことだけは避けたかったので外に出しました。一気に出すのではなくゆっくり慎重に出していったつもりだったのですが、手ごたえが違いすぎて余力がなかった馬を弾いてしまう形になってしまいました。以前乗ったときより心身ともにしっかりして良くなっていました。だからこそ結果も良ければよかったのですが…。何とかこの悔しさを次で晴らしたいです」(蛯名騎手)「帰厩して数日はカイバの喰いがひと息でしたし、この中間の調教がハードなものでしたので、体はいくらか減るだろうなと思っていましたが、蓋を開けたところ増減なしでの出走となりました。精神面もいいほうへ向いていましたが、肉体的にもやはりしっかりして成長しているのでしょうね。気持ちの強い馬なので競馬場に来て本番でカッカしないかを心配していましたが、パドックも落ち着いていましたし、返し馬でも引っ掛かることなく、いい形でレースに臨めたので好勝負になるだろうなと思って送り出せました。練習のときからそうでしたが、本来スタートはそれほど上手な馬ではないのに、今回はいいスタートを切ってくれて好位から競馬ができましたし、道中の折り合いも良かったです。直線で他馬と接触し、結果的に降着となってしまったのはとても残念ですが、ジョッキーも確実に勝たせようとしてくれた結果がこうなってしまったわけですし、責めることはできません。彼もこの馬に対する期待が大きいですからね。これまでの中で一番いいデキとお話させていただきましたが、直線の伸びを見ていただいても以前より良くなっていたのは皆さんに理解していただけたのではないでしょうか。それだけに結果が伴わないのはかなり悔しいですが、前を向いていきましょう。まだ出し切れていないところがありそうな気はしますが、さすがに直線ではいい脚を使いましたし、それなりに疲れもあるようなので、レース後の状態をよく見た上でどうするか判断したいと思います」(勢司師)残念な結果となってしまいましたが、故意的なものではありませんし、レースは生き物ですから気持ちを切り替えて次へ向かっていきましょう。これまで大事にしていたことで今のマヒナの姿があるでしょう。以前より馬が確実に良くなっているのを見ることができたのは収穫ですし、今回の悔しさを人馬ともに今後に活かしてほしいと願っています。今後のことは数日様子を見た上で決めますが、まだまだこれからの馬ですので、あくまでも番組に合わせるのではなく馬の成長を阻害しないような選択をしていきます。


コメント:4コーナーで内から外へ出した時に他馬を妨害した為、1着入線も12着へ降着処分となりました。やってくれましたね…普通、あの位置から大外へ出すか?というのが正直な感想です…あんな強引な騎乗しては駄目でしょう。降着になって当たり前の騎乗です…しかし、マヒナは自分が思っている以上に力をつけていますね。出走できるか微妙ですが、次走はクイーンC(GⅢ)へ挑戦して欲しいです。この調教師は馬を可愛がり過ぎるというか、慎重過ぎる嫌いがあるのも事実なので、短期放牧かもしれませんね…本当に痛い降着処分です。JRAの対応にも問題があると思います。マヒナの馬券を買っていた人への救済処置をすべきです。今回の場合、マヒナが1着だった場合の的中馬券はすべて返換するとかしないと…馬券を買っているファンは何も問題ないわけですから…ジャパンCブエナビスタの時も思いましたが、降着からしょうがないというだけの無策な対応しかできないのならば、大きい金額での馬券は買えないですよね…降着を前提で馬券は買いませんから…

評価:★★★★☆(マヒナのレース内容の評価です)