グランサバナ出走結果「この馬なりに走ってるが…」

11日の中山競馬ではまずまずのスタートを切り、中団前の位置を進む。勝負どころから徐々に進出していき直線へ向かうが、逃げた馬の脚色が衰えず2着まで。

 

「しっかりと乗り込んできて、仕上がっていました。パドックから気持ちが入っていて、馬場入りしてからもちょっと溢れかけるくらいの気合いでしたね。ジョッキーが上手に接してくれているのですが、まさかの逃げ切りで…。この条件でこの馬を見て他に移る馬たちばかりという状況でしたし、ここは勝たなければいけなかったのですが、申し訳ございません。ジョッキーとも話をしましたが、やはり気持ちが入りすぎていて、このまままたすぐの競馬を目指すのはもしかすると危険かもと思えますから、場所を変えて気持ちをいったん安定させるために放牧に出します。すぐに落ち着いて、体調的にも行けるとなれば短い間隔にするかもしれませんし、いずれにせよ、決めなければいけない立場にありますから権利云々に固執しすぎず、馬に合わせて判断していきます」(田村師)

 

ここでは力上位ということがこれまでの結果からもわかっていましたので、そろそろ卒業したいと思っていたのですが、残念ながら勝ち馬の軽快な逃げに屈してしまいました。この馬自身、粗削りではあるもののそれでも安定して走れているわけですから、早いうちにこの状況を脱したいものです。このあとは放牧に出し、特に精神面になりますがレース後の状態を見ながら次の目標をどのあたりに置くか検討していきます。

 

コメント:レース前に懸念していた、芝からの転戦組に大駆けされました。先行集団から離されすぎかと見ていましたが、今回の場合は内容からも勝ち馬を褒めるべきだと思います。気持ちが入りすぎているとコメントにもあるように、その状態でも3着以下は突き放しているので、未勝利はいつでも勝てる状況なので次走こそは先頭ゴールを決めて欲しいところ。

 

評価:★★★☆☆

【2023年】愛馬の成績:0.2.1.4