アップクォーク出走結果「好調期の面影なし…」

21日の東京競馬ではスタートで後手を踏み、少し押し上げて中団後方から進める。直線外目から追い上げたかったが伸びはなく11着。

 

「一番大きなポイントのゲートは前回阪神で乗せていただいたときより良かったものの、まだ完全ではなく、体勢を悪くしてしまいます。その影響でスタートが決まらず後ろからの競馬になり、このペースとなって苦しくなってしまいますね…。脚を使いすぎない程度にポジションをあげて運んでいるものの、やはりこの展開であのスタートでは簡単ではありませんよね…。決して悪い馬ではなく、距離もこのくらいが競馬がしやすいと思いました。体のこなしは多少硬いですが、そこまで気にするほどではありませんでした。今回は去勢明けでもあったようですし、心身ともに効果が出てきてくれれば変わってくるはずです」(石川騎手)

 

「時間をいただいて硬さに関してはだいぶマシになったかなと思えましたし、天気もギリギリ持ってくれたので何とかいい走りをしてほしいと思っていたのですが、良さが見られませんでしたね…。ゲートに関しては春よりもいくらか良かったようなのですが、それでも自発的なものにプラスして他の馬が煩くしていたので釣られてガタガタしてしまったのだと思います。馬体減は事前に把握していたことなので驚きはしませんでしたが、やはりふっくらはさせたいですよね。去勢の効果が見られるようになるのはもう少ししてからなのだとも思いますし、去勢後で体が減っていたことも考えると今回は度外視したい気持ちもあるので立て直します。その前に脚元などに異常がないかをよく確認しておきます。期待に応えられずに申し訳ありません」(中川師)

 

今回は硬さが目立っていて競馬まで行けるかどうかも微妙な状況だったのですが、じっくり時間をかけてきました。その甲斐あっていくらか改善されて臨めたものの去勢後とあって思うほど体が膨らんでこなくて大幅な馬体減で臨むことになってしまいました。ゲートについてはいくらか良くなっているようには思えたのですが、ガラッと変わったというわけではありませんし、去勢してまだ半年未満でもあるため、長い目で見なければいけないのではないかと思います。今後はいったん放牧に出し、心身ともに少しでも良くして次走へ向かっていければと考えています。

 

コメント:この条件でここまで見せ場がないと、今後に期待をするのは酷な印象。昨年、準オープンでエアウインザーの2着に来た時のパフォーマンスからも、オープンでも十分に戦えると思いますが、能力の衰えも感じます。今後については、今までのような扱いで接するのではなく、少しスパルタで攻めて欲しいところ。

 

評価:★☆☆☆☆

【2019年】愛馬の成績:8.5.9.30