イペルラーニオ出走結果。「騎乗強化必要…」

11日の中京競馬ではスタートを決めて押して好位の内のポジションをキープする。しかし、全体のペースがさほど流れず、ヨーイドンの勝負になってしまい8着。


「この枠に入ったので前か下げるかどちらかという考えでいました。そのような中でスタートを出てくれましたので、前者を選択して好位の内のポジションを取ったんです。しかし、最初だけ少し流れて、そのあとからゆっくりとした流れになってしまいました。祐一先輩の位置であればまだやりようがあったのですが1列後ろで腹を括るしかありませんでした。途中からペースを上げてくれる人がいればとの思いもあったのですが、ミルコが来た時はすでに塊になっていて動けるまでのものにはならず、直線勝負にかけざるを得ませんでした。しかし、この馬の良さは長くいい脚を使うところなのでヨーイドンになってしまった今回はどうにもなりませんでした。申し訳ありません。この形でも馬は気を抜かず集中はしていましたし、心身ともによくなって来ているのは確かだと思います。今日は競馬になっていませんので巻き返すことができるはずです」(中谷騎手)


「今日はスムーズに運べなかったことに尽きますね…。申し訳ありません。中山競馬場に臨場しているので状態を直接見た訳ではないものの、走りきっていないのは明らかですし、休み明けだったことを考えるとさらに上向いてくれるはず。次は間隔を詰めて使いたいと思いますが、選択肢を広げるため、格上ながら若葉Sに登録だけはさせていただきました」(矢作師)


スタートを決められて絶好位と思われるポジションを取れた時は勝ちを意識しましたが、結果的には馬群が固まってしまい、瞬発力を求められてしまう展開に泣いてしまいました。直線でも窮屈になってしまい今日は本馬の力を発揮できずに終えてしまった印象です。この悔しさを晴らしてくれると信じて次回を待ちたいと思います。今後につきましては状態と出馬状況等を見た上で判断していきますが、選択肢を広げる意味で17日の阪神競馬(若葉S・芝2000m)に特別登録を行いました。 同レースはフルゲート16頭のところ、本馬を含めて17頭の登録があります。


コメント:前から指摘していますが、成績の良くない騎手の特徴として「勝てるポジションを取れない」があります。枠の関係もあったとは思いますが、内々で閉じ込められた感もあり、厳しい展開になった印象。直線に向いて、最内が空き、スピードに乗りかけたところで、福永騎手に斜走されて行き場を失う始末。あまり器用なタイプではないだけに、これでは勝負になりません。今回は展開にも恵まれませんでしたが、能力は感じているだけに、早急に勝負強い騎手に変更して欲しいところ。矢作厩舎は「リスグラシュー」でもお世話になっており、好きな厩舎ですが、新馬・未勝利戦になると、首を傾げたくなる騎手を起用するのがネックなところ。


評価:★☆☆☆☆

【2018年】愛馬の成績:3.2.2.9