リスグラシュー出走結果。「オークスへ向けて！」

９日の阪神競馬では五分のスタートからジワッと中団につける。直線入り口ではややポジションを下げたが、最後までしぶとく伸びて２着。

「今日は意識的にポジションを取りに行ってスムーズに進められていたのですが、直線に入って１、３着馬に離されてしまいましたね…。もともとエンジンのかかりが遅いので、離されるのも想定はしていたのですが、あの差が最後まで響きました。それでもジリジリとよく伸びてくれましたし、前走より馬の状態はずっと良くなっていると感じましたから、次こそは巻き返したいですね」（武騎手）

「前走の結果から人気は落ちるだろうと思っていましたが、やっぱり悔しかったし、絶対に反撃するぞという気持ちでした。敗れたのは残念ですが力があるところは改めて示してくれましたし、次はなんとかしないといけません。今日のレースを見ていても勝負どころの反応が鈍く、マイルはいかにも距離が短い感じがしましたから、オークスは合うと思います。この後は短期で放牧を挟む予定です」（矢作師）

勝負どころで前と離されながら、直線は一完歩ずつ差を詰めての２着。敗れたのは残念ですが、やはり秘める能力は世代屈指です。距離が延びて良さそうな内容でしたし、オークスでの戴冠に期待したいと思います。この後はひと息入れてからオークスに向けて調整していく予定です。

コメント：未勝利を勝った時から、勝負はオークスだと思っていました。直線を向いてから前と離されたところで惨敗も覚悟しましたが、カラクレナイに並びかけられたところで伸びてくるあたり勝負根性もありそうで、やはり距離も若干短い感じ。勝ち馬を捉えられなかったのは残念ですが、オークスに向けて手応えも掴めました。

評価：★★★★☆

今年の愛馬の成績：１．６．３．１２