ディグアップセンス出走結果。「やはり能力足りず…」

五分のスタートから、道中は中団馬群の後方。最後までバテてはいないものの、前が止まらない上に自身も伸び切れず、結果15着での入線となっています。


「開幕週で前が止まりませんし、時計も速すぎますよね。スタートは出てくれたのですが、やはり周りからプレッシャーをかけられると、それを気にして下がってしまうため、今回は馬自身のリズムで競馬をさせました。今日の感じであれば、多少ノシをつけてでもハナを切ったほうが良かったのかもしれませんが、この時計の決着ではちょっと厳しそうですから…。時計面を補うという意味では、ダートの1800mあたりで逃げて、どこまで粘れるかという競馬も一案ではないでしょうか」(江田照騎手)


「稽古での雰囲気が良く、調教を重ねながらでも体が増えていた(+6㎏)ように、馬の状態自体はイイのですが、ちょっと時計が速すぎましたね。(1分)46秒台の決着はひと昔前の上のクラスの数字。時計が1つ2つほど速いようで…。普段からカリカリしている点が少しずつ消耗を引き起こし、レースでは周囲を気にして減速してしまうようなところもありますので、少しでも結果につなげていくには、やはり極端な競馬をさせるほかないでしょう。鞍上も馬の雰囲気は悪くないと言っていますし、この距離も持つとの見解ですが、優先権なしでは、もう使いたいところを選ぶほどの余裕はありませんからね。そこは来週以降の出走状況を見ながら考えていくほかありません」(伊藤正調教師)



◆無理せず自分のリズムで終いを伸ばしてみる競馬となりましたが、結果的にはキッカケを掴めず、またしても二桁着順に。番組スケジュール的にも、次走で上位に食い込まないことには後がなくなってしまいますので、今度は「逃げてどこまで」の競馬を試みたいところです。なお、「出走の余地があるようなら、連闘も視野に。状況が状況だけに、やむなく使えるところに使っていくことになるかも」(調教師)しれません。(HTC)


コメント:色々と中途半端な競馬になりました。仮にうまくいったとしても勝ち負けは到底無理な印象。


評価:★☆☆☆☆

今年の愛馬の成績:1.7.7.32