シェリトリンド出走結果。「進展なし…」

20日の新潟競馬ではゆっくりとしたスタートになり後方からの競馬になる。内ラチ沿いを進め勝負どころから勢いをつけていこうとしたが、直線では差を詰めることができずに11着。


「ゲートでは大人しくしていたのですが、落ち着きすぎていたのかいざ扉が開いても反応がゆっくりで、勢いがつくのに時間を必要としました。しかし、その状況を逆手にとって内ラチ沿いのポジションを取りに行きました。上手く取れて、距離ロスのない中で立ち回ることができたんです。しかし、トモが流れてしまっているような感じで脚が溜まっているなという手応えはそこまでありませんでした。仕掛けてからジリジリと脚を使ってはいたのですが、馬群から少し離れると気持ちが切れてしまったような様子でもあったんです。ただ、体力が備わってくれば短い距離よりはこういった条件のほうが好ましいとは思います。そうなれば気持ちの面でもよりしっかりしてくるはずなので、限られた時間ですけれど何とか良くなって欲しいです。声をかけていただいたのに、期待に応えることができなくて申し訳ありません」(杉原騎手)


時間をかけて乗り込み改めて臨んだ一戦でしたがスタートで遅れを取ってしまった後はどこか噛み合い切れないままのような走りになり、勝負どころから仕掛けていっても思うように脚を使うことができませんでした。稽古の動きなどを見ていても以前より良くなっているのではないかと思うのですが、その変化がなかなか実戦で現れなくて悩ましいです。今日は精神面の影響もあったのではないかと思うところもありましたし、何とか心身を整えて前進を見せてくれることに期待しています。ここ最近は比較的安定しているとはいえ膝などに弱さを抱えている馬ですので、このあとのことについて慎重に判断していきます。


コメント:何とかこの状況を打破して欲しいところですが、競走馬としての素質が足りない印象。万策尽きた感じで、残すはダートを試すくらいか…。休み休み使っても、同じことの繰り返しになるだけだと思うので、ダメ元でどんどん使うのもアリかもしれません。


評価:★☆☆☆☆

今年の愛馬の成績:1.6.6.18