ウォークロニクル出走結果。「追われてからの脚に見所あり！」

１３日の中山競馬ではじっくり進めて後方からの競馬。直線に向いて外からいい脚で伸びてくるが２着まで。

「悪くないですね。ちょっと注文はつきますが、いいところがありますよ。道中の折り合いは問題なかったですが、返し馬では気持ちよく走りすぎているところもあったので気を付けてはおいたんです。終いは伸びてきましたが、若干ハミに対してしつこくて、そのまま伸ばそうとするとハミに乗っかるようなモタれるフォームになってダラッとした脚になりそうです。今日のように体を起こしてトモもはめてしっかりとした姿勢にしてから伸ばすといい脚を使えるようなので、窮屈なところを細かく動かすのでは現状では持ち味を活かし切れないかもしれません。体勢を整えて真っ直ぐ走らせたら良さを感じたので、東京で走らせてみたいなと思いました」（横山典騎手）

「当該週の追い切り前が４１０キロを切っていたので心配しましたが、水曜日に追い切り、木曜日は運動のみ、金曜日は軽く乗って今日の本番に向かいました。この過程で減らさずに臨めたのでホッとしました。競馬場について落ち着いていましたし、装鞍所はまわりがバタバタしていたのですが、この馬は冷静でいてくれました。馬場入りも比較的落ち着いていましたし、やはり基本的には真面目で性格がいいのでしょう。競馬はノリちゃんが褒めてくれるくらいですから悪くないでしょう。本来ならこのまま使うという選択肢も出てくるのでしょうが、背も延びて余計に華奢に映るくらいの格好をしているので、気持ち的にも肉体的にもここでひと息入れて成長を促すほうがいいのかなという気持ちもあります。よく考えて判断していきます」（鹿戸師）

本来ならもっとあってもいいくらいで、減ってきている馬体重が気がかりでもありました。今回のレースへ向かうにあたっては陣営がうまく調整してくれ減らしすぎることはありませんでしたし、初戦としては上々の走りだったのではないでしょうか。ただ、理想はよりふっくらとしていい筋肉をまとった体つきで走れることでしょう。また、血統面を考えても大事に育てていきたい馬でもありますし、今のところは成長を促すための放牧に出すことをメインに考えています。

コメント：明らかにお腹がひ上がっていて大丈夫かと思いましたが、直線での追われてからの伸びには見所十分。馬体の関係からも慎重にレースを進めたい為、勝負所での位置どりが後ろすぎた分、勝ち馬には届かなった印象。本来ならば続戦して欲しいところですが、馬体重がネックなので放牧も止むなしかとも思いますが、こういったタイプは短期で馬体が一気に増えてくるとも思えず、悩ましいですね…。

評価：★★★☆☆

今年の愛馬の成績：８．１４．９．３４