ジンジャーミスト出走結果。「４コーナーの手応え悪過ぎ…」

１１日の東京競馬では道中中団からになるも、直線に向いても思ったほど前との差を詰められず４着。

「道中のリズムが悪いわけではないのですが、これからと言うタイミングでなかなかギアが変わってくれなくて、早めにムチを入れていきました。器用さがなくてワンペースな走りになってしまうのですが、結果的に馬混みで終始プレッシャーを受ける形もあまり良くないように感じました。気持ちの面もそうですが、まだ背腰やトモがしっかりしきれていないためにスタートで少し頭を上げるような格好になってしまいます。いいものを持っている馬ではありますが、使いつつもう少し変わってきてほしいですね」（内田騎手）

「イメージから東京のダート１６００メートル戦はいちばん力を発揮しやすいのではないかと思っていました。以前、和田ジョッキーに乗ってもらったときにスッと前につけて先行できていましたから芝スタートで２〜３番手の外を無理なく取れるんじゃないかと考えていたためです。ただ、気持ちの影響か後肢の緩さからか上ずった形になってしまってスタートで後手を踏んでしまいました。砂を被るとフワフワしてしまうから揉まれる形になったのが痛かったです。直線で前が開けるまで行きっぷりがひと息でしたからね。前回ビッシリ追われていたからカーッとする部分が出てくるだろうと思っていたのに落ち着きすぎていましたし、もう少しピリッとした部分を引き出す必要があると思います。ハミなどの馬具に少し工夫を加えてみて、ハミがかりを良くできないかを試して次走での巻き返しを図れるようにしてみます。可能ならばこのまま行くつもりですが、心身の疲れ具合を見てから最終的に判断させてください」（古賀慎師）

前走は後方から捲るような形になりましたが、今日は中団からだったものの砂を被った影響か思ったように進まず、直線では上位から離されてしまいました。馬体だけでなく気持ちの面でももう少しピリッと変わってきてほしいところです。この後は反動が出なければ在厩で次を狙っていきますが、リフレッシュさせたい場合は無理をせずに放牧に出すことも考えていきます。

コメント：４コーナーでの手応えから惨敗も覚悟しましたが、ジリジリと伸びてきて４着を確保。４着とはいっても前走とは違い、内容や勝ち馬との着差からも、あまり褒められた内容ではありません…。勝ち上がる能力はあると思いますが、メンバーや条件、そして馬体を含めた成長がないと厳しい印象を受けました。

評価：★★☆☆☆

今年の愛馬の成績：０．３．２．１８

　　　　　　地方競馬：０．２．０．０