ガニオン出走結果。「障害センスあり!」

まずまずのスタートから、勢いよくハナへ。最後の谷で先頭を譲る格好になったものの、自身も渋太く粘り込み、結果2着での入線となっています。


「馬が怒ってしまって抑えが利かない状態。一度ハナに立ってフワッとさせないと、どうにもならなかったので、先頭に立って行きました。そこでレースの流れが落ち着いてくれればよかったのですが、抜きつ抜かれつの形になってしまって…。ペースが速いのは分かっていたものの、こっちはコントロールが利かない状態でしたから…。それでも各障害のところで少し息が入ってくれた分、最後まで保ったのではないでしょうか。つねにヒヤヒヤしながらのレース。でも頑張って走ってくれました。今日は力だけで走ってきた感じですね。あれだけやり合っても勝ってしまう相手は強かったですが、本馬も時計は速いですし、今度は人気になりそう。久々を1回使って、馬のテンションがどうなるかでしょう。今日のような競馬でも2着に粘れるのですから、1つ勝つまでは好きなように走らせた方がイイのかも。馬の後ろに入れて我慢を覚えさせるのは、オープンに入ってからにしましょうか。先々が楽しみになってきました」(金子光騎手)


「飛ばして行った分、2周目の向正面で止まってしまうかと思いましたが、最後まで頑張ってくれましたね。中には障害練習でトモがパンとして馬が良くなるケースがありますが、この馬もそれが当てはまってきたのではないでしょうか。障害飛越の際にほどよく一呼吸入る分、平地よりも向いているように思います」(二ノ宮調教師)


◆共倒れになってもおかしくない展開の中、好タイムで粘り込んでの2着。初めての実戦にしては飛越も無難にこなしてくれましたし、未来が開ける障害デビューとなりました。なお、このあとは「心身を考え、とにかく馬優先で。権利はありますが、適度にレース間隔を取ってじっくり調整していきたい」と調教師。金子光騎手を押さえ、4月27日(土)東京4R 障害未勝利(ダ3000m)を目標に、余裕をもったスケジュールで進めていく予定になっています。(HTC)



コメント:正直、障害のセンスは疑問でしたがセンスありました!スタートして引っかかるように先頭へ立った時は、いつバテるかヒヤヒヤしましたが、勝ち馬との道中でのやり合いで2着に粘ったあたり、次走は期待できそうです。しかし、気性面でまだ、不安な面もあるので、楽観できないのも事実ですが…。


評価:★★★☆☆

今年の愛馬の成績:0.2.1.9

      地方競馬:0.2.0.0