ディグアップセンス出走結果。「飛越は悪くないが…」

まずまずのスタートから、抑えて後方に位置。各障害を無難にこなして行き、何とか最後まで大きくバテることなく、結果８着での入線となっています。

「ゲートを出たら一目散に行ってしまい、どうしようかと思いました。あれでハナを切ったら、終いバタバタになってしまいますので、とにかく道中は抑えて抑えて。初障害にしては飛越が安定していましたし、危なかったのはスタミナ面が問われる最終障害だけでしたからね。それでも最後まで追ったら８着に。初出走で無事完走して８着に入れましたので、まずは良しとしましょうか。これからレースを使っていけばいくほど、馬がペースなどを覚えてくれると思いますので、さらに着順を上げていけるものと思われます。次も頑張ります」（草野騎手）

「返し馬の時から物見していましたし、馬が平地のイメージでスタートから行っちゃいました。それを考えれば、頑張って走ってくれましたよね。最終障害で乱れたとはいえ、それ以外の飛越は安定。飛び自体は良かったですから、今後この上手さを活用していけば、もっと良くなると思います。あとは道中のオン・オフを覚えてくれれば、最後までスタミナを残せるのではないでしょうか。こうやってコツコツと実戦経験を積み重ねていくことで、前進を図っていきたいところです」（伊藤正調教師）

◆体を大きく作り、輸送で減って＋１８ｋｇでの出走。初障害を安定した飛越でまとめ上げ、センスの良さを確認できたのは大きく、「まずはひとつ課題をクリア」（師）してくれました。なお、この後もレースを使いながら慣らしていきたいところですが、「年内の番組が少なく、思うように使えるかどうかが心配」。出馬状況を窺いつつ、引き続きトレセンで調整を行っていく構えです。（ＨＴＣ）

コメント：飛越は無難にこなしていたと思いますが、やはり道中の位置取りに問題があります。どんどんポジションを落としていくのは致命的で、この走りが改善されない限り、勝負にはなりません…。他馬を怖がるのなら、逃がすしかありませんが、競走馬としての資質も問われます。

評価：★☆☆☆☆

今年の愛馬の成績：２．９．１０．４６