ガニオン出走結果。「楽しみな逸材！」

差のないスタートから難なく飛越をこなし、道中は後続にリードを保ちながらの逃げとなりましたが、最後の４角で内をすくわれ、外を回らされるロス。惜しくも競り負け、結果２着での入線となっています。

「前走と比べて落ち着きがあり、ハナに立っても今日は突っ張って走るようなこともなく、皆さんも安心して見ていられるような飛越だったと思います。一度の実戦だけでここまで飛越が上手くなる馬はそういないですし、やはりセンスを感じますね。内を１〜２頭分あけて逃げていたのは、前走時に障害を見て飛ぶようなところがあったから。ただ、ここまで安定しているのであれば、４角だけでも内を閉めて行けば良かったのかもしれません。大事を取りすぎて内に入られ、直線で外を回らされた分、やられてしまいました…。今日の飛越であれば、次はもっと自信を持って乗れますし、今度はさらに正攻法で１番人気に応えたいですね。とりあえず１つ勝つまでは馬の走りたいように走らせてあげ、オープン入り後、レースのペースが速くなった際に、馬の後ろにつけて覚えさせていきたいと考えます」（金子光騎手）

「４角がすべてですね。大事に乗ることももちろん大切ですが、あそこは勝負に出てもいい局面。相手が外を回る形になっていれば、凌げるレースでしたから…。それでも飛越は安定していましたし、優先権も獲れましたので、この先が拓ける一戦にはなりました」（二ノ宮調教師）

◆戦前の予想通り、セーフティリードを保って押し切るかに見えましたが、４角で内をすくわれリズムが狂い、直線で併せ馬に持ち込めず、左ムチの連打により外にヨレてしまう形。何とも悔しい３／４馬身差となりました。ただ、その一方で収穫も多く、障害に対する学習能力とセンスの高さには鞍上も舌を巻いており、“いずれはこの馬で大きいところも”と思わせるような話しぶりに期待が募ります。なお、このあとは「テンションがカギになる馬だけに、取りあえずレース後の馬の様子を窺いながら」と調教師。今度こそ、キッチリ決めたいところです。（ＨＴＣ）

コメント：少し気分良く行かせすぎた感じですが、連続して２着を確保したのは評価できます。勝ち馬の、今までの成績を考えたら負けて欲しくはなかったところですが、飛越も安定しているし順調ならチャンスは近いと思います。

評価：★★★☆☆

今年の愛馬の成績：０．３．２．１５

　　　　　　地方競馬：０．２．０．０