マカハ出走結果。「素質の片鱗は見せたが…」

五分のスタートから、前半は中団の最内。勝負所より抜け出す進路がなく、ようやく捌けた直線ラスト1Fより懸命の追い上げをみせましたが、結果3着までとなっています。


「ゲートをスッと出てくれましたし、折り合いもついていましたが、3角あたりでズブいところを見せ、気合いをつけないと行こうとしない場面がありました。その後はスペースが全くなく、徐々に外に出して行ったものの、結局は二度ほど前が壁になり、スムーズさを欠く格好に。あそこがスムーズであれば、2着はあったでしょう。距離はもう少し長くても構わないと思います」(デムーロ騎手)


「どうにも抜け出すスペースがなかったですよねぇ。こればかりは仕方がないのですが、それにしても悔しいです。まだキャリアも浅く、本気で走っていないというか、遊びながら走っている感じでもありますし…」(小崎調教師)


◆道中でやや位置取りを下げる格好になり、終始内々で包まれる厳しい競馬。何度かブレーキを踏む場面もあったように、今日は正味1Fで着順を上げるまでの競馬となってしまいました。なお、このあとは12月18日(日)中山11R 朝日杯フューチュリティS(GⅠ・芝1600m)に登録を行い、出走状況を確認。ひとまず続戦の方向で調整に入り、適度にレース経験を重ねることにより、陣営も認める本馬の“素材の良さ”を引き出していく構えとなっています。(HTC)


コメント:好スタートを切って前半は3番手を追走も、途中から下がって後方からの競馬になったのは痛かったですね…。案の定、終始内々を走らされて直線でも前が開きませんでした。マカハ自身も懸命に差を詰めましたが、3着まででしたね。マイルの距離もやはり短い印象で、1800m以上の距離でゆったり走る方が向いている感じ。朝日杯に関しては出走できるのなら、出走して欲しいです。コース的にも、前がやりあってペースが速くなれば漁夫の利で差しが決まるかもしれませんし。

評価:★★☆☆☆
今年の愛馬通算成績:3.6.6.63