ラレイナ出走結果「能力はありそうなだけに…」

12/6(日)中山5R メイクデビュー中山〔芝2,000m・16頭〕6着[2人気]

 

シャドーロール着用。まずまずのスタートを切ると、道中は中団前目に付けてレースを進めます。3コーナーから鞍上の手が動き出し、直線ではジリジリと脚を使ったものの6着でゴールしています。

 

木村哲也調教師「上位人気に推されていたにも関わらず、結果を残すことが出来ず申し訳ありません。トレセンでの調教中には物見をするような面を見せる等、少し精神的に幼い部分を見せていましたし、レース中に影を見て驚いてしまってもいけないと思い、シャドーロールを着用して挑むことにしました。そこまで激しく日が照っていたわけではなかったので、自分の影を見て驚いてしまうということは、レースではなかったようでそこは良かったですね。ただ、勝負どころでペースが上がったタイミングでスッと反応できなかったりと、まだ全体的に走りには幼さが残っていましたし、これは今後の調教を通して改善を図っていかないといけないなと感じました。

 

丸山元気騎手は、『牝馬にしてはそこまで前向きな感じではないですし、新馬向きといったタイプではなかったですね。こちらとしても徐々にエンジンを吹かすような感じで追走して行きましたが、ペースが上がったところではなかなか対応できませんでした。それでもセンスは感じましたし、一度競馬を使ったことで良い方に変わってきてくれればと思います』と話していました。この後は、心身含めてよく状態を確認した上で、検討させていただきたいと思います」

 

コメント:改めて調整、見立てがイマイチな厩舎だという印象を受けました。最近の傾向として、1戦だけで放牧と外厩まかせでレースに出すための窓口でしかない厩舎が多い印象を受けます。入厩頭数制限の関係もあり、使えるレース数が減少しているなかで、このセンスの無さは痛いところ。肝心のレースですが、4コーナーでの手応えからも惨敗すら覚悟しましたが、そこからの巻き返しにはセンスを感じました。それだけにレース選択は慎重に行って欲しいところです。

 

評価:★★☆☆☆

【2020年】愛馬の成績:7.2.2.34