ウォークロニクル出走結果。「やはり距離・コースが…」

15日の福島競馬ではスタート後に促しながら中団後方を進む。直線で外から差を詰めようとしたが進路を切り返さなければいけなくなり内目から伸びてくるも4着まで。


「ゲートがまず最初のポイントになる馬なのですが、ゲート裏でも中でも落ち着いており、怪しい雰囲気は醸し出していませんでしたね。わりと普通にこなしてくれました。ただし、出てから思うように勢いに乗っていかずにいましたので促しながらになりました。じっくり手綱を持って立ち回ることはできなかったのですが、終いにかけて進めました。直線へ向いてからの反応は悪くなく追われてから伸びていたんですけれどね…。これからという時に前でゴチャついてしまい進路を切り返さなければいけなくなったのは痛かったです。ただ、外枠からの競馬で、なおかつ今回の状況のなかで馬はよく頑張ってくれていると思います。ムラっ気のあるタイプではあるのですが、今日苦しくなったなかでも気持ちを切らさずに走れていましたし、やはり精神面は成長しているのだろうなと思えます。勝ちたかっただけに悔しいですし、応援いただいた皆さんには本当に申し訳ありませんが、次もなんとか良い走りをして今日の分を取り返したいです」(木幡初騎手)


「ここ最近のゲートの様子ならば距離は詰めるほうがいいだろうと思えたこともあって今回は1200mを使わせていただきました。しかし、戸惑いもあったのか前半は少しゆっくりとしたものでしたね。その分終いに徹することができればとも思っていましたし、いざ追われるとジリジリと勢いが乗ってきていて上位争いができそうな脚色に見えたのですが…。突き抜けるまであったかはわかりませんけれど、ちょっと勿体無かったと思う不利でしたね。それでも内に切り返した後も頑張れていましたし、安定して力を出せるようになってきていると改めて感じられました。今回勝ちに行ったのでそれが叶わず残念であり申し訳なくもありますが、最低限の出走権を獲ることはできました。このあと問題がなければ春の新潟をメインに考えているのですが、暖かくなってきている気候のなか短期間で何度も輸送することになるので、気持ちと体調のリフレッシュ、脚元のケアを図ってから次へ行ったほうがいいと思います。それなので輸送のロスをなくすように競馬場からそのまま天栄へ放牧に出して、コンディションを整えられれば新潟戦へ向かう形を採ります」(鹿戸師)


休み前のレース内容からようやく走れるようになってきたかなと思える手応えを感じていましたし、今回は勝ちに行きました。しかし、1200mの流れにいくらか戸惑ったか、また外枠からの競馬ということもあってかややプッシュしながらの追走になりました。それでも直線でゴーサインを出された後の伸び脚は見どころがありましたので、進路をカットされて切り返さなければいけなくなったのは痛かったです。ただ、その後の馬の走りを見ても充実しているということを再確認できましたし、今回の悔しさを晴らしてくれると信じて今後に向かいたいです。レース後の状態をよく確認してからこのままNF天栄へ放牧に出し、コンディション面に問題がなければ権利期間内に次走へ向かうことを検討しています。


コメント:若手騎手限定戦なので、こういった直線でのリスクもありますね…。やはりコース・距離と合わない印象でしたが、この相手関係での、この内容は不満が残ります。せっかく好走できるようになって来ているので、調教師はレースの選択を慎重に考えて欲しいものです。


評価:★★☆☆☆

今年の愛馬の成績:1.6.3.13