エルマンボ出走結果。「僅差も勝つことに意味あり」

7日の東京競馬では5番手で前を見ながら進み直線へ向かう。まわりを見つつ追い出しにかかると苦しい形からもしっかりと伸びて優勝。


「力的にここでは負けられないと思っていましたから、まずは勝てて良かったです。ありがとうございます。レースでは早めに抜け出さないようにジックリと進めていたのですが、外から蛯名さんの馬が来た時にスイッチが入ったようにグッときました。手応えは楽に突き放せるものなのですが、ずっと横に意識がいっていたので見せムチを使うなどしていたくらいなんです。また、序盤を振り返ると1〜2コーナー付近で他馬の動きや音に反応したのか、怒って走っていました。そのあたりを考えるとやはりまだ粗削りですよね(苦笑)。もちろんそれでも勝つのですから能力が高いと言うことですし、まだ余裕があるということでしょう。これからが楽しみな馬だと思いますし、チャンスがあればまたよろしくお願いいたします」(石橋騎手)


「申し訳ありませんでした。500万下クラスに落としてしまってはいけない馬なので申し訳なく思ってたんです。今回は自力もあると思いますが、脩も気を抜かせないよう早めに先頭に立たないような配慮もしていましたし、いい競馬をしてくれましたね。なかなかお目にかかれないほど馬場も悪くなっていたなかだったのでダメージの有無を慎重に見なければいけないと思っています。このあとに関しては状態を見てからの判断になりますが、続けてて使ってきたあとで少し硬さを感じられたので、ここでひと息入れて夏休みにしようかなと考えているところです」(堀師)


万全とは言えないまでも降級した今回は負けられない一戦でした。内容を見ても明らかなようにここは力が違ったということなのでしょう。1000万下クラスでも上位の馬ですからお休みを経てまたいい走りを見せてくれるようになってほしいと思います。



コメント:僅差での勝利でしたが、完勝だったと思います。直線で外の馬に抜け出されたときは負けるのか…と思いましたが、馬体を併せての勝負根性は必ず上のクラスでも武器になるはずです。まだまだ強くなる馬だと思いますので、休養後の勇姿を楽しみにしたいと思います。


評価:★★★★☆

今年の愛馬の成績:2.9.6.16