ウォークロニクル出走結果。「充実期迎えるが…」

3日の中京競馬では中団後方を進み直線へ向かう。外に出そうとしたが難しく切り替えて進路を探りながら伸ばすが7着まで。


「馬場入りがひとつのポイントと聞いていましたから用心していましたが、今日は落ち着いて歩けていました。これならば良いのではないかなと思っていたのですが、競馬へ行くと違いましたね…。少し促したことも多少影響しているのかもしれませんが、レース前の穏やかさはなくなり、所々で変に力んでハミを噛むんです。窮屈な形が良くないのかもしれないと思い外に出そうとしたのですが、ずっと壁がある格好になってしまって…。直線は進路を探しながらになってしまい、思うように伸ばしてあげられませんでした。今日の印象だけで言うとひと筋縄ではいかない、操縦性においてやや難しいと感じてしまいましたが、それでいて最後に詰めて来るのですから力はあります。うまく導いてあげられずに申し訳ありません」(戸崎騎手)


「東京のとき、そして前走のことを鑑みて今回はパドックから馬場入りまで先頭を歩かせてもらうことにしました。特に馬場入りのときに気をつけたのですが、誘導馬の後ろで我慢できるまでして、もし我慢できなくなれば無理せず追い越しても良いと戸崎には伝えてあったんです。結果我慢できて、普通に馬場入りすることができていました。しかし、レースではスムーズにいかなかったですね…。思うように進路がなく、追えたのは実質残り100mほどでしょうか…。正直に言えば消化不良なレースになってしまいましたが、それでいて差を詰める格好を見せるのですから噛み合えばこのクラスでも良い勝負になりそうですよね。引退までの残り期間に何回使えるかが気がかりですけれど、何とか良いレースをさせられるように今後持っていきたいです」(鹿戸師)


500万下クラスを勝った時のインパクトが大きかったので、その流れのままクラスが上がっても良い走りをしてくれないかと期待していました。実際は思うような競馬ができず悔しい感情を抱く結果となってしまいましたが、ここ2回はまともに歩いて馬場入りできていなかったところを今回はできましたのでその点は収穫と言えるでしょう。これも陣営の配慮が大きいものでしたから感謝の気持ちで一杯です。短い期間で何度もレースへ向かっていますのでこのあとはひと息入れることになるでしょうが、このクラスでもやれるのではないかと言う手応えも感じられましたので、残り少ないチャンスをモノにするような走りを見せてくれたらと願っています。


コメント:やはりの出遅れから上手くリカバリは出来たとは思いましたが、直線でのごちゃつきを見ると、前走のように腹を括って後方から直線だけの競馬でも良かったのかもしれません。まあ、こればかりは結果論ですね。直線で弾かれたりしても、懸命に走って僅差の競馬ですので、いまは本当に充実していると思います。引退まで後2戦くらいでしょうが、何とかもう一つ勝利が欲しいところ。


評価:★★☆☆☆

今年の愛馬の成績:2.10.10.50