エルマンボ出走結果。「調整不足…」

23日の東京競馬では1頭離れて逃げる展開の中で馬群中団を追走。早めに手が動き出す形になり、直線でも伸び切れず14着。


「気持ちのコントロールがポイントの1つになるタイプとは聞いていたので、リズム重視で運びたいと考えていました。道中はまずまず悪くないのではないかなと思っていたのですが、2周目の向こう正面で外から来られた時に変にハミを噛んでしまって…。せめてあのままハミを取ってくれていればいいですし、そうなるようにと対応したのですが、不安が的中してハミが抜けてしまったんです。再度気持ちを出させようと気合いをつけていったのですが、4コーナーでも来そうな感じはあったものの、そのままフワフワしてしまって闘争心に火をつけきれませんでした。良い馬の騎乗依頼をいただけてものすごく嬉しく思っていたのですが、期待に応えられなくて悔しいです。本当に申し訳ありません」(武士沢騎手)


今回はプラス体重でありましたがフレッシュさもありましたので、集中して走ることができればそれなりの走りができるのではないかと期待をしていました。しかし、レース途中で流れが変わった際に気持ちの面の難しさを出して、そこから走ることに対する気持ちのスイッチが切れてしまったようです。昇級戦で休み明けでもありましたからそう簡単ではないのでしょうが、前走の内容が良かっただけに残念です。しかし、今回は走りきってない部分もあるのでしょうし、噛み合えば巻き返すことができるはずですので、前を向いて行きたいと考えています。今後につきましては戦前に描いていた続戦プランで行くのかどうかも含めて、レース後の心身の状態をしっかりと見極めてから改めて判断していきます。


コメント:本来であればシリウスSか、地方の交流重賞を使ってから臨んで欲しかったレース。本馬にとって好条件なレースだけに、いきなりでも勝負になるとも思いましたが、やはりオープン、そんなに甘くはありませんでした。それでも負けすぎな内容なので、中身が伴っていなかったのも事実。立て直す為に放牧へ出ましたが、残された時間が無いのも事実なので、あまり悠長に構えて欲しくはありません。


評価:★☆☆☆☆

今年の愛馬の成績:7.2.4.29