クルーガー出走結果。「チャレンジ成功!」

24日の京都競馬ではややゆっくりしたスタートも出たなりでジワッとポジションを上げていく。直線はラチ沿いに進路を取り、追い出すとしっかり伸びて優勝


「ゲートはギリギリまで我慢してくれていたのですが、厩務員さんが出ていってからガタガタしてしまい、ちょっと立ち遅れてしまいました。マイルですしある程度の位置で進めたいと思っていましたし、ジワッと出していきましたが、スムーズに折り合ってくれましたし、あとは馬の力を信じて追いました。ゴール前は“頑張ってくれ”と祈る気持ちでしたが、最後までしっかりと伸びてくれましたね。京都の外回りコースで内枠というのも良かったですし、溜めれば確実にいい脚を使えるタイプ。大きな舞台でも楽しみだと思います」(松山騎手)


「ありがとうございました。状態はとても良かったので期待していましたが、ジョッキーも上手に乗ってくれました。まだゲート内は少しだけ不安定のようなので今後も練習はしていこうと思いますが、もうそれほど攻め込んでやる必要はなさそうです。このあたりも含め一戦ごとに成長していると感じますし、これからも楽しみです。この後はひと息入れて大きな舞台を目指したいですね」(高野師)


距離を短縮しての一戦でしたが、道中しっかりと脚を溜めて直線の伸びにつなげる見事な騎乗で初めての重賞勝利をもぎ取ってくれました。この後はいったん放牧に出してリフレッシュさせて今後のプランを検討しますが、賞金を加算できましたし、マイルの適性も分かりましたから、まずは安田記念を大目標にしていくことになりそうです。



コメント:正直、不安の多いレースでしたが見事なまでの勝利を飾ってくれました!4角手前の感じでは、前が空くのか心配でしたが、前が空いた直後すぐに突っ込んだ騎手も好騎乗でした。今までの過程から、最初は何故マイル?と思いましたが、早い段階での固定観念に捉われない調教師もナイスな判断でした。この点は今週出走するレイリオンの安田調教師も少しは見習って欲しいものです。次走は安田記念を予定していますが、力を付けてきている今の状態なら、ある程度の恰好はつけられると思います。秋には、もっと力を付けていると思うので同じ舞台のマイルチャンピオンSも楽しみです。


評価:★★★★★

今年の愛馬の成績:3.0.4.5