マカハ出走結果。「東京に拘る必要なし！」

互角のスタートから、前半は中団の後方で待機。直線に向いて外めから追い出され、残り200ｍより懸命に差を詰めましたが、結果３着での入線となっています。

「いい脚を使う馬ですね。スタートして行こうと思えば行けましたが、そうして末が甘くなるのもイヤでしたので、位置取り云々ではなく、この馬のリズムで競馬することを心掛けました。今日は３〜４角でペースが上がった時に、持ったままではついて行けない格好に。あそこでスーッと動けるようになると本物ですよね。その辺が現時点での１、２着馬との差でしょうか。この馬はスタートが良く、前に行きたがりますが、そこで色気を出して行くと、おそらくは持ち味が活きないタイプ。やはり今日のような競馬が合うと思います」（内田騎手）

◆前走ですでに仕上がっていましたので、上積みを望めるコンディションとまではいきませんでしたが、前半無理せず、外めから末脚を伸ばしていく形にさえ持ち込めれば、このクラスでも十分に通用することを示してくれました。なお、このあとは帰栗後の馬の様子と相談をしながら。番組的には、最終週に同条件（ファンタスティックジョッキーズトロフィー）があるものの、ここは騎手を選択できませんし、デキについてもすでにギリギリの状態。来年のオープン入り挑戦に備え、現段階ではリフレッシュ放牧を挟む方向で検討中です。（ＨＴＣ）

コメント：４戦連続で東京へ挑戦して１勝…。マカハの末脚を活かすには確かに魅力のあるコースではありますが、長い直線を意識し過ぎて、じっくり構えて体勢が決した後に、エンジンがかかって伸びて来るといった印象。こうなるとペースにも恵まれないと厳しいですね。その点を踏まえても、東京に拘る必要はないと思います。休養明け２戦で、デキについてもギリギリの状態というのも理解に苦しむところもありますが、連続の輸送競馬というのも影響あるのではないでしょうか。この点を踏まえて、今後は慎重にレースを選択して欲しいところです。

評価：★★★☆☆

今年の愛馬の成績：５．１１．９．３１