マカハ出走結果。「僅差勝利も力上位見せつけた!」

一線のスタートから、道中は中団の後方で待機。手応えよく直線を迎え、残り200mを切って先頭を窺うと、食い下がる5番をクビ差振りきり先頭ゴール。待望の4勝目を手中にしています。


「いや〜今日は強い競馬でしたね。スタートが決まり、道中もリズム良く行けましたし、終いも手応えどおり。しっかりと伸びて、力通りの競馬をしてくれました。若い時は気を抜いたり、競馬をやめてしまうような面があったようですが、今日はそんなところもなく、最後までしっかりと駆けてくれましたよ。そのあたりが成長でもあり、今日の勝ちにつながったのではないでしょうか」(戸崎騎手)


「勝てて本当に良かったです。しかも強い競馬。年明けからレースが続き、そろそろトモへの負担がどうかとも思いましたが、そんな中で最後まで踏ん張り、勝ち切ってくれるのですから、大したものですよね。これで秋までじっくり休ませてあげられるのも良かったです。前走で負けはしたものの、あの敗戦でこの馬の脚をはかることができ、それが今回の勝利につながった形。それを考えれば、無駄な負けではありませんでした」(小崎調教師)


◆「勝って夏休み」の思惑通り、しっかりとした末脚を繰り出し、鮮やかな差し切り勝ち。クラス編成直後のメンバーを封じての勝利でもあり、非常に中身の濃いものとなりました。なお、このあとは「夏場をオーバーホールに充て、秋の東京開催を中心として番組発表後に目標を決めていく」(調教師)予定。一本芯が入ってきたことでムラ駆けがなくなり、いよいよ本格化といったところでしょうか。まずはゆっくりと連戦の疲れを癒し、またフレッシュな状態で秋競馬を盛り立てて欲しいものです。(HTC)


コメント:勝ったのは嬉しいのですが、位置取りが後ろ過ぎる気がします。今回勝てたのは、馬の能力もありますが、メンバーに恵まれたという印象も強いです。2着馬との差からも、フルゲートのレースだったら、2走前のレースのように届かなかった可能性も非常に高かったと思うので、もう少しレースに幅が広がるようにして欲しいですね。それでも高い能力は見せてくれたので、秋が楽しみになりました。


評価:★★★★☆

今年の愛馬の成績:3.10.6.18