モカ出走結果。「幼さ全開…」

互角のスタートから、道中は中団馬群の中。3〜4角の勝負所で一旦置かれたものの、直線でもう一度盛り返し、結果6着での入線となっています。


「雰囲気のいい馬で先々は走ってきそうですが、今日は砂を被るのを嫌がって進んで行こうとせず、こちらが気を抜くと走るのをやめようとする感じでした。その辺はオフィサーの妹ですかね。使いつつ良くなってきそうですし、できれば5着で権利を獲りかったのですが…。東京の1600mとかも合いそうですが、今回の中山1800mも対応OK。どちらでもこなせると思います」(内田博騎手)


「ズルズルと下がった時にはどうしようかと思いましたが、とりあえずラストは光るところを見せてくれました。まだ決して万全の態勢で臨んでいるワケではない中でのこの競馬ですからね。末脚を活かすようなレースで経験を重ねていくうちに、結果はついてくると思います」(国枝調教師)


◆前半は砂を被りながらの追走に散漫な走りとなり、ペースが上がった3〜4角でも置かれ気味になりましたが、バラけた直線でエンジンがかかり、巻き返してくる形。上位組から着差を広げられたとはいえ、右前の歩様を気遣い、軽目の稽古に終始した臨戦過程を考えれば、兄同様、終いに「光るところ」はありました。なお、このあとは「これ以上歩様に変化がない限りは続戦の方向で」と調教師。このまま厩舎で年を越し、出走状況を窺っていくことになりそうです。(HTC)


コメント:スタート後、好意を取れた辺りのセンスは十分に感じました。しかし、ペースが上がったところで全くついて行けない感じだったので、惨敗も覚悟しましたが、何とか6着まで盛り返したのは少し驚きました…。勝ち馬からは3秒も離されているので、大した評価はできませんが、パドックでの馬体からやはり芝向きの印象を受けたので、芝での一変を期待したいと思います。


評価:★★☆☆☆

今年の愛馬の成績:6.9.10.63