サードシアター出走結果。「いつもの定位置…」

11日の中京競馬ではスタート後に好位に付けようとするも、まわりが速く中団を追走する。直線では勝ち馬から離されてしまうも、最後までしぶとく伸びて5着。


「前々で運びたかったので押して行ったのですが、内の馬が速かったのですし、大外枠からの競馬で中途半端な位置に付けて外々を回らされるのは避けたかったので、途中で切り替えて無理せず脚を溜めることを心がけました。勝ち馬は強かったですし離されてしまいましたが、この馬も終いまでしっかり伸びていました。最低限の優先出走権は確保することが出来ましたし、展開やメンバー次第ではもっとやれると思います」(横山和騎手)「今日は和生を乗せて積極的に言ってほしいと指示を出していました。スタートから出していってくれましたが、大外枠もあってコーナーで位置が下がってしまいました。こればかりは致し方ないでしょうが、ここ数戦より道中の行きっぷりは良かったので、気持ちを乗せていったのが良かったのだと思います。時計がもうひとつ詰まってこないのが気になる部分ではありますが、内容はここ最近より持ち直しているので悪くない。それに今回は輸送で体が減ってしまったんです。追い切り翌日には468キロあったので、10キロちょっと減ってしまったのは誤算でしたし、競馬でもグンッと来なかった要因になったのかもしれません。権利は獲ってくれましたが、まずは体を戻すこととレース後の疲れ具合を見て、このあとのことを考えていくつもりです」(鈴木伸師)


速い時計で逃げ切った勝ち馬から離されてしまいましたが、この馬自身の脚を使って終いまでしっかりと伸びてくれました。輸送の影響があったのか大きく体が減ってしまいましたし、まずはレース後の状態をしっかり確認してから今後のことを決めていきます。


コメント:5着と健闘しましたが、勝ち馬からは2秒以上離されているので、素直には評価できない内容です…。ここを使った次走が注目といった感じでしょうか。小倉での惨敗から持ち直したのは正直良かったですね。いつもの?といった感じの定位置を確保したあたりが、この馬らしいというか…。
しかし、クラブのコメントは丁寧ですね。なんだか妙に納得させられてしまいます。レース内容に納得できていなくても、丁寧で細かいコメントを出されると納得してしまいますね。企業努力を怠らないあたりは、好印象。

評価:★★☆☆☆

今年の愛馬の成績:1.3.1.15