マカハ出走結果。「この程度か…」

五分のスタートから、一旦はハナに立つも、2角で外から来ると無理せず控える形。道中は3番手を追走しつつ、勝負所でじんわり進出していったものの、直線では脚が上がってしまい徐々に後退。結果8着での入線となっています。


「う〜ん、わからないですね。1週前の追いきりでも体調の良さが窺えましたし、今日は返し馬の感触もよかったんですよ。それがいざゲートを出たら、道中は上に上にと向いてしまう頭の高い走りに。それもあってか、勝負所でガツンと来るところがありませんでした。本当はもっと長くいい脚を使える馬なんだけどなあ…。それだけに距離が敗因とは言いきれないんです。ハナに立ったら物見をしていたように、レースに集中できていなかった面はありますから、もしかするとその辺りが影響していたのかもしれません」(浜中騎手)


「レース振りからは距離が長かったということになるのだろうけど、こちらに戻ってきてすぐに息が入っていたように、力を出していない気もするんですよね。一息入れた後でしたが体調はよかっただけに、どうしちゃったんだろうという思いです。2400mの距離を走っただけに、レース後のダメージには注意を払う必要がありますが、問題ないようでしたら、中1〜2週くらいで続戦していきたいと考えています」(小崎調教師)


◆1角でやや掛かり気味ではありましたが、全体のペースも落ち着いていましたし、大きなロスはなかったはず。馬場状態も『京都の方が悪かった』(浜中騎手)とのことで、それが原因でもなく、思わぬ大敗に陣営の誰もが首をかしげるばかり。ただ、前残りの展開の中で早々に手応えを失くしたところを見ると、距離が長かったことは理由の一つにはあると見ています。敗因については中間の様子を見ながら検証していくことになりますが、この悔しい敗戦を糧にして先々に繋げていくことが大事ではないかと考えます。なお、次走については、これまで結果を残してきた芝中距離のレースを中心に、適性があると見られるダート戦も選択肢に含めながら、体調とも相談して調教師と決めていく予定です。クラシックに向け、何としても勝ちたかった一戦に、期待を裏切る形となり、申し訳ありませんでした。(HTC)


コメント:期待が大きかっただけに、この内容は複雑です…。あのスローペースでの失速をみると、個人的には距離が敗因とは考えづらく、上がりと全体の時計から馬場が思った以上にタフだった印象で、やはり馬場が敗因かな、という印象。しかし、このメンバーであればこなして欲しかったですね…。このクラスでは実績上位なのは明白なので、次走は強気に挑戦して欲しいです。といえば毎日杯(GⅢ)!でお願いします。

評価:★☆☆☆☆
今年の愛馬の成績:1.3.1.14