ブロンクステイル出走結果。「凄い脚、手応え掴めた…」

　１９日の中山競馬はまずまずのスタートも徐々に位置取りを下げて後方から。直線で大外に出されると一完歩ごとに前との差をつめて３着。
「前半はいい意味でフワフワしてくれていたんだけど、３コーナー手前でガツンとハミを取ってしまいました。直線では外に行こうと考えていたのですが、行きっぷりが凄過ぎて馬群にくっついてしまってうまく４コーナーを捌けませんでした。あそこをスムーズに行ければ勝ち馬との差も詰まったと思います。この条件は初めてでしたが、素直な馬ですし、慣れてくればやれると思いますよ」（田中勝騎手）
「パドックの歩く姿を見ていると気合いが乗っていましたし、短距離でも対応してくれそうな雰囲気はありました。スタートしてからジョッキーは肩ムチを入れて気合いをつけてくれていたのですが、さすがに初めての距離ということもあって進んでくれませんでした。普通ならそのままゴールしてもおかしくない状況から、直線は目の覚めるような脚を使ってくれました。今までいろいろと悩み、試してきましたが今は短距離が合うということでしょう。レース前から脚元が少しチクチクするようなところがありましたし、脚抜きのいい馬場を走ったのでレース後のケアをしっかりしないといけませんね。それでも次は本当に楽しみだと思います」（小島茂師）
これまで芝やダート、距離を延ばすなどいろいろ試行錯誤をしてきましたが、今日の内容を見ると、血統のとおり短い距離がいいのかもしれません。まずは勝つことに主眼を置いて同条件に進めるのであればそれを目標に調整していきます。今回のレースをきっかけに初勝利へつなげていけるようにします。

コメント：最後の直線で大外から凄い脚で飛んできましたね。４角では完全に圏外だと思いましたので、びっくりしました。勝てはしませんでしたが、ブロンクステイルの適正が見えた一戦で大きな収穫がありました！正直、騎手がもう少し上手く乗れば２着はあったと思いますが、次走は期待の大きなレースになります。
評価：★★★☆☆
今年の愛馬通算成績：１．２．４．２８