タンブリアン出走結果。「全く見せ場なし…」

 19日の中山競馬ではハミを取っていい形で好位を追走していたが、ペースが上がり出す3コーナー付近からの行きっぷりが怪しくなり後退。直線でなんとか盛り返そうとするも伸びきれず10着。
「スタートは良かったので、ある程度いい位置から運ぶことができればと思っていました。いい行きっぷりでしたので前半は悪くなかったのですが、コーナーに差し掛かると走りが苦しくなってしまいました。右手前だとスムーズさをやや欠き、頭が上がってしまいました。左手前だと問題なかったので、脚元に少し負担がかかりやすいのを馬自身が気にして偏った走りになっているのかもしれません。せっかくいただいた騎乗依頼だったのに期待に応えられなくて申し訳ありません」(嶋田騎手)
「プラス体重ではありましたが、気配は良かったし、まずまずのコンディションで送り出すことができました。レースでもいいスタートを切って、しっかり走る面を見せてくれていました。真面目な気性の持ち主ですから、気持ちを入れてこの馬の良さを引き出してあげられれば前走のようなことはないと思っていたので、いい形で前半を入れたなと見ていたんです。ただ、走りが安定せず、右手前になるコーナー、特に3コーナー付近から頭が上がり、前へ進んでいけないような走りになってしまいました。直線で左手前に戻ると普通のフォームになっていましたから、軸脚に負担がかかって苦しかったのかもしれません。レース直後は見せなかったものの、少し時間が経って馬が落ち着いてきたら歩様に違和感を見せるようになりました。レントゲンで骨の異常は見られませんでしたが、他を傷めていないか、一過性のものなのか、週の半ば以降までの経過をよく確認しておきます。ご心配をおかけして申し訳ありません」(斎藤師)
しっかりケアして負担をかけないようにしながら態勢を整えてレースへ向かいましたが、降雨によって馬場が悪くなり、負担がかかりやすかったのもあってかレース後しばらくしてから歩様に違和感が見られました。レース後の検査によると骨折などではなさそうですが、脚元に弱い部分を抱えている本馬ですので、しばらくは経過をよく観察して状況の把握に努めます。ご心配をおかけして誠に申し訳ございません。


コメント:4コーナー手前で、すでに手応えなかったですね。脚元の関係もあるのでしょうが、これ以上は競走馬としては厳しいと実感せざるをえない内容。コメントからも近々、引退の決断をするのではないかと思います。
評価:★☆☆☆☆
今年の愛馬通算成績:1.2.4.29