キャンメル出走結果。「経験必要…」

23日の東京競馬ではまずまずのスタートから好位を追走。直線に向いて仕掛けられるがジリジリとした伸びに留まり3着まで。


「ゲートは出てくれましたし、距離が延びたことで追走自体は前走より良かったです。右回りから左回りに変わっても極端に戸惑った様子はなく、もう少し脚を使ってくれてるかなと思いましたが、最後に追い出してからの反応がジリジリでした。決してどこかが悪い訳ではないのですが、もう少し力を付けつつ決め手を磨いていきたいですね」(戸崎騎手)


「馬体重の増減もなく、まずまずの状態でレースへ向かえたと思います。東京に変わって良いかなと思っていたのですが、直線での伸びがもうひとつでジリジリとしたものになりましたね…。戸崎もビュッと来なかったと言っていましたし、悩ましいです。思ったよりもポジションを取っていましたが、溜めて切れるかと言われるとなんとも言えないですからね…。疲れているというわけではないと見ているのですが、もしかするとそういうことなのでしょうか…。レースが終わったばかりの今の段階では決めかねますので、まずは状態をしっかりと確認してから今後について判断していきたいです。なかなか思うような結果を出せずに申し訳ありません」(上原師)


前回よりも脚を使えていますけれど最後までジリジリとしたもので伸び負けしてしまった印象です。短期放牧を挟んでフレッシュさのあるなかで臨んだ今回だったのですが、もうひと押しが利かず歯がゆい限りです。まず堪えている面がないかをよく確認してから今後どうしていくか検討していきます。


コメント:直線で追われてからが案外…。もう少し脚を溜めた方がいいのか分かりませんが、もっとキャリアを積んで欲しいと思います。


評価:★★☆☆☆

今年の愛馬の成績:1.6.4.13

ディグアップセンス出走結果。「打つ手なし…」

好スタートを切るもスピードに乗れず、中団馬群の一角。そのまま追走で手一杯となってしまい、結果14着での入線となっています。


「好発を切って押して行っているのですが、1200mだとテンのスピード的にしんどいみたいで、置かれるような恰好に。この馬だって終いまで止まっているワケではないものの、今日のようなパンパンの京都の良馬場では前も止まりませんから…。周囲を気にするとか揉まれ弱いと言われる点についてはあまり気にならず、今日も直線で周りに馬がいても、それほど気にする様子はありませんでした。今回のようにスタートが決まるのであれば、個人的には中距離ぐらいで先行し、後ろから突いてもらって粘り込むような競馬のほうが、多少はイメージが湧いてくるような気がします」(藤岡佑騎手)



◆帰厩して間もなくの出走でありながら、前走から−8㎏は歓迎できる材料ではなく、目に見えるような成長が窺えない点が気掛かり。過去に芝1200m戦で僅差の4着があるとはいえ、ここは改めて調教師と密に意見交換を行いながら、条件の再考を進めていく必要があるでしょう。なお、権利が獲れなかったこともあり、現時点で次走は未定の状況。キッカケを与えてあげるためにも、何か変化をつけていきたいところです。(HTC)


コメント:明らかな能力不足…。早いところ夏の北海道か小倉に狙いを定めて、ガンガン使うしかありません。


評価:★☆☆☆☆

今年の愛馬の成績:1.6.4.14

クルーガー出走結果。「次走に期待…」

23日の京都競馬ではうまくスタートを出て道中は好位から進めるが、勝負どころから手応えが怪しくなり、直線もそのまま伸びる気配がなく10着。


「外目の枠でしたがスタートをポンと出て、道中はペースも落ち着いていい感じで進めることができたと思ったんですけどね。もう少し内の枠で、去年勝った時と同じようにインで脚を溜める競馬ができれば良かったのかもしれません。いい結果を出せずに申し訳ありませんでした」(松山騎手)


「思っていた以上にゲートを出てくれて道中もあのポジションでいいと思ったのですが、直線で前をカットされる場面もありましたし、最後まで伸び切れませんでした。ただ、早い段階から手応えは怪しかったですし、仮に直線がスムーズだったとしても上位は厳しかったかもしれません。厩務員からは今のところレース後の脚元に異常はないと聞いていますが、この後については、引き続きしっかりと馬体を確認した上で検討していきたいと思います」(高野師)


道中はスムーズに進められているように見えたのですが、勝負どころから早めに鞍上の手が動き始めると、そのままいいところなく終わってしまいました。ただ、今日は1年ぶりの競馬と非常に厳しい条件でもありましたし、これでまた変わってきてくれるのではないでしょうか。この後はまずトレセンに戻って馬体を確認してから検討していきます。


コメント:やはり1年振りの実戦は厳しかったですね。勝ちタイムも早すぎました。それでもセンスのあるところは感じられましたし、勝ち馬からは不利があっての着差を考えれば悲観する内容ではありませんので、叩いた次走に期待したいと思います。


評価:★★☆☆☆

今年の愛馬の成績:1.6.4.15

オーロラエンブレム出走!「改めて見直し…」

次走予定:今週土曜の東京・芝1,400m〔M.デムーロ


小島茂之調教師「26日に南Wコースで時計を出しました。元々スタミナ自体は持っているのでしょうね、3頭併せで追い切りを行い、相手の内の一頭は芝の中距離で勝ち星を挙げている馬なのですが、その相手はゴール版を過ぎると疲れた仕草を見せていたのが、オーロラエンブレムはゴール板を過ぎて向正面まで楽に走れていました。まだ走り切れるだけの体力が付いていない分、今回は1,400mに距離を縮めますが、ゆくゆくはもっと長い距離で走らせてみても良いのかもしれません。まだ完成途上の馬だけに強気にいけない部分はありますが、この馬なりにここまで順調に調整できましたし、態勢は整ったと思います。続けてミルコ(M.デムーロ)に乗ってもらえるのも強みだと思いますので、何とか良い結果を残したいところです」


コメント:新馬2着と好走した東京コースに変わって改めて期待。


期待値:★★★☆☆

レイリオン出走!「なぜこの距離…」

26日は栗東坂路で追い切りました(54秒0−39秒4−26秒1−13秒2)。


「今朝は坂路で馬なり程度の追い切りを行いました。久々に乗ったのですが、以前に比べると走りのバランスが良くなっているなと感じました。以前は精神的に不安定なところがあったのですが、当時は馬体重が減り気味だったことなどを考えると、まだ馬体がパンとしておらず苦しいところがあったのかもしれません。今は見た目にもふっくらして落ち着きもありますし、この感じでレースに臨めれば今回もいい競馬をしてくれるのではないでしょうか」(安田翔技術調教師)


29日の京都競馬(4歳上500万下・芝1200m)に福永騎手で出走を予定しています。


コメント:1800m、1600m、1400mと距離を変えて好走しているのに、惨敗続きだった1200mをまた使うのか疑問。例え好走したとしても、この厩舎には不信感しかありません…。


期待値:★★☆☆☆