ディグアップセンス出走結果。「打つ手なし…」

互角のスタートから、道中は促されながら中団に位置。勝負所でもう一段ピッチが上がらず、結果12着での入線となっています。


「ゲートはちゃんと出てくれますが、他馬に寄られるとやはり気にして進んで行かない感じでした。道中もずっと気合いをつけていないと少しずつポジションを下げてしまうような状態。なかなか馬なりで位置取りをキープできなくて…。普通なら、あれだけ道中で気合いをつけながらの競馬になると、最後でバタバタになって大きく下がってもおかしくないものですが、なぜだか終いは踏ん張ってくれるんですよね。気持ちの面が邪魔をするのか、体力的にも苦しいのか。きっとその辺りが影響してしまうのでしょう」(江田照騎手)


「スタートが良かったので行こうとしましたが、周りの大きな馬からプレッシャーをかけられると、自らブレーキを踏むようなところがありますからね。本質的には軽い芝向きの馬だとは思いますが、多少パワーが足りなくても、置かれている状況や時計面を補うにはダートも選択肢に入れていかないといけませんから…。やはりハナに行ってどこまでの競馬か、思い切って下げて後ろからの競馬。このどちらかになってくるのではないでしょうか」(伊藤正調教師)


◆理想は単騎逃げなどの極端な戦法なのかもしれませんが、競馬は生き物だけに、なかなか思うようなレース運びとはいかず、苦しい内容が続いてしまいます。なお、今後については、「前回と同じく、このまま使えそうなレースに使っていく方向で」(調教師)。あくまでも馬の状態と相談しながらにはなりますが、週毎の想定をチェックし、連闘〜中2週での続戦をめざしていく予定になっています。(HTC)


コメント:明らかに中央競馬では能力が足りません。


評価:★☆☆☆☆

今年の愛馬の成績:1.7.7.33