アップクォーク出走結果。「能力はあるのに…」

１７日の中山競馬ではゲートでうるさく大きく出遅れてしまう。勝負どころでは外を上がって先団に取り付け、直線ではしぶとく脚を使っているが４着まで。

「今日はやはりゲートですよね…。もちろんこれまでのための競馬のことは聞いていましたし、気を遣って臨んだのですが、中に入るとかなりワガママでずっとチャカチャカしていました。落ち着く状況があればまた違うのでしょうが、さすがにあの状況だと出られませんよね。直線で脚を使っているものの、やはり位置取りの差は出てしまいました。力はあるだけに、いい結果を出せず申し訳ありませんでした」（戸崎騎手）

「昨日もトレセンでゲートの確認を行っていて、そこではジッと大人しくしてくれていたので、競馬でもその通りにいきたかったですね…。前走に続いてなのでもどかしい限りですが、やはりゲートが課題ですね。また、直線ではしぶとく脚を使っているものの、追われると重心を高くしてフワッと見せているように感じましたし、ゲートと同様に反抗しているというか、気の難しさを出しているようにも思えました。血統を考えてこれまでも慎重に接していたものの、ゲートを中心にさすがにこのままではいけませんから、優しく接するだけでなく時にはこれまで以上に厳しさも求めて、状況を改善していきたいです。今日は人気に応えられる結果を出せず、申し訳ありませんでした」（中川師）

直線では確実に差を詰めて来てくれたものの、前走に続いてスタートが決まらず、後方からの競馬を余儀なくされたのは非常に辛いところでしょう。ロスが大きい中でも上位争いに食い込んでくるように能力は確かですが、ゲートに課題を残している現状をクリアしていかないと今後も楽ではありませんから、しっかりと策を練っていきたいところです。この後はトレセンに戻して状態を確認してからどうするか判断していきます。

コメント：大出遅れ…この時点で終わりました。圧倒的な１番人気だったので、４コーナーまでの位置取りはある程度の格好を付けた感じで、もしかしたら…とも思いましたが、最後のひと押しがありませんでした。普通にゲートを出さえすれば、このクラスでは能力は抜けているのを感じ取れましたが、正直、これまでは接し方がなまぬるいと感じていたところが多かったので、調教師のコメントにもあるように厳しく接するところは改善してもらい、能力開花へと繋げて欲しいものです。

評価：★★☆☆☆

今年の愛馬の成績：７．２．４．２１