サードシアター出走結果。「厳しい障害デビュー…」

31日の阪神競馬では縦長の展開のなか自分のリズムを整えるためもあり後方から進める。差があったため詰めることはなかったが、全障害を無事飛越して10着。


「久々もあったのか気持ちを表に強く出していました。背が大きくない馬なのに大きな障害にもまったく怯むことなく真っ向勝負と言わんばかりに突っ込んで行くような飛びをしていました。このままでは危険もあったので前半は落ち着かせてリズムを整えることに徹したんです。そのため位置取りが後ろになってしまいましたが、後半は走りだけでなく飛越も悪くなかったです。着順は良くありませんが最後は脚を余しています。今回の経験で次はまたいくらか違うと思いますし、前進に期待したいです」(山本騎手)


「久しぶりでちょっと気持ちが高ぶってるから気をつけて乗ってくるようにジョッキーには伝えました。体は大幅プラスでしたが、トモのボリュームが増え体がひと回りもふた回りも大きくなったくらいですからいい傾向と捉えていましたよ。初障害ということで今回は様子見の部分は正直あったと思いますが、前半は障害に突っ込むようなやや危なっかしい飛越でした。ただ、中盤から終盤にかけてはしっかり両前脚を上げてたたんで飛んでいました。前と離れてしまっているから強気なことは言えないでしょうが、今日のレースのなかでも慣れが出ていい方へ変わってきていましたし、今回の経験が今後に活きてくれるはずです。時間をかけてここまで来ましたからいったんリフレッシュ期間を設けますが、適度な間隔でまた戻して競馬を目指したいと思っています」(鈴木伸師)


時間をかけて調整してきて新たなステージでの第一歩を踏み出しました。実戦の経験がなかったこととレース自体が久々であったことも影響して前半はヒヤッとする場面がありましたが、リズムが整ってくると飛越もいいものに変わってきました。レースごとの消耗も大きい障害戦ですし、昨今の状況からなかなかコンスタントにも使いにくいところではありますが、放牧を挟んで臨む次走で前進を見せてくれればと思います。


コメント:大きく離された10着、見せ場もなく厳しい結果となりました…。以前にもロイヤルクラウンという愛馬が、障害のデビュー戦で大敗しましたが、レースを重ねるごとに勝ち負けまで期待出来るレースを見せてくれました。今日だけのレースでは、かなり厳しいと言わざるを得ないですが、レースをこなす毎にロイヤルクラウンのように勝ち負けを期待できるようになって欲しいものです。


評価:★☆☆☆☆

今年の愛馬の成績:0.2.2.12

      地方競馬:0.2.0.0