クリサンセマム出走結果。「やはり素質はある!改めて実感」

まずまずのスタートから、前半は後方の内で折り合いに専念。直線に向いてエンジンがかかると、残り200mから先頭に躍り出る勢いで脚を伸ばしましたが、ゴール前クビ差及ばず、惜しくも2着での入線となっています。


「あとちょっとで勝てそうだったのですが、ゴール前で少しフワッとするところがあり、その分が出てしまって…。勝ち馬との併せ馬になっていれば、もっとやれたのかもしれませんが、間に一頭挟む形になったのが残念でした。道中で多少行きたがるところがあったとは言え、それも許容範囲。京都コースも合っているようですね」(鮫島良騎手)


「時計の速い決着がどうかと思っていましたが、これくらいで走れるのですから、だいぶ力をつけてきていますよね。休む前よりもトモが良くなっているのは確か。ただ、本当に良くなってくるのは、まだまだこれからといった印象の馬なんです。今は脚元に負担がかかる固い馬場ですし、ほどなく降級も控えている身。目下は焦らず様子をみながら使ってあげた方がよいでしょう」(田代助手)


◆休み明けの次は昇級戦といった具合に、自身の完成期を前にして、つねに新たなハードルが立ちはだかる状況ですが、唯一33秒台の上がりを見せるなど、荒削りな中にもセンスが光るレースぶり。“ここまできたら勝ちたかった”が本音とはいえ、経緯を考えれば、よく対応してくれているのではないでしょうか。なお、このあとについては、あくまでも馬の状態と相談をしながら。伸びゆく芽を早めに摘んでしまうことのないよう、引き続き慌てず大成にむけて導いてあげたいところです。(HTC)


コメント:惜しかった…。勝ち馬との差は、やはり道中での位置取りといった印象。4コーナーでの位置取りから半信半疑で見ていましたが、今回も伸びてきたので、やはり能力はあると実感しました。それだけに、道中での位置取りが後ろ過ぎたのは悔やまれます…。上がりも最速の33秒9で対応できたのは、大きな収穫。先々、本当に楽しみになってきました。

評価:★★★☆☆

今年の愛馬の成績:3.6.3.27