サードシアター出走結果。「厳しい現状…」

6日の新潟競馬ではスタート後に中団に付けるも、追走に手こずり少しずつ位置取りを下げてしまう。直線では再度盛り返してくるも、目立った脚は使えずに8着。


「前走は出して行った分終いが案外でしたから、今日は意識的に控える競馬だったのですが、追走でもたついてしまったところがありましたし、もう少し楽に先団との差を詰めたかったですね。また、直線はこの馬なりの脚は使っているものの、前走と同じようなものになってしまいました。展開の助けは必要になるかもしれませんが、溜めても切れるという感じではありませんし、それならば前々に行って我慢させるほうがチャンスはあるかもしれません」(横山和騎手)


「前半に溜める競馬で終いを伸ばすイメージだったのですが、ペースが上がった際の追走で苦しくなって、先団から余計に離されてしまいました。直線もジリジリとは来ていますが、積極的に行った前走と変わらないような終いの伸び。少しずつでも走りが変わってきてくれればいいのですが、なかなかスムーズにはいかないですし、歯がゆい面もありますね。今日の内容を考えたら、紛れの多い函館などの小回りで前々に付けてなだれ込むような競馬をして、変わり身を図っていくしかないのかもしれませんね。この後はレース後の状態次第ですが、東京の長いところを使って放牧を挟んでから北海道開催に備えるか、放牧に出して競馬を使わずに北海道へ移動させるかなど、複数のプランで考えていきます」(鈴木伸師)


前走からの変化を付けるために脚を溜める競馬を試みましたが、追走に手こずるシーンがありましたし、直線でも思いのほか上位との差を詰めることができませんでした。今後はレースの反動が出ないかなどを確認してから決定しますが、一度競馬を挟む可能性はあるものの基本的には函館開催での出走を考えていくことになります。


コメント:今回の一戦を見る限り、勝ち上がるのは厳しいと言わざるを得ない印象です。相手関係や運に恵まれないと好走するのは難しいので、関係者のセンスも欲しいところですが…。今回でいえば、同日の新潟5R・芝1800m(11頭立て)の方が良かったと思います。コメントを見る限りは色々と気にかけて対応してくれているのは分かるのですが、もう少し視野を広げた選択肢を持って欲しいものです。


評価:★☆☆☆☆
今年の愛馬の成績:3.5.3.27